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全体
良くない
映像
良い
キャラクター
普通
ストーリー
良くない
音楽
普通

原作プレイ済み。
端的に言えば『EXTRA』の焼き直しでしかないよな、というのが素直な感想。
第一階層~第三階層あたりまでは期待を寄せていたのだが、ハクノの正体が「聖杯戦争敗退者の怒り・憎悪から生まれたデータ」とわかってからは期待値は右肩下がり。
「明確なアイデンティティを持たない主人公がサーヴァントとの戦いを経て成長し、自分の意志と願いを確立する」というシナリオの基本がEXTRAと丸かぶりしている上に、登場人物もEXTRAでお馴染みの面々。期待をかけていた新キャラ・尼里ミサオも賑やかしでしかなかった。
これなら、妙にアレンジなんか加えずに『EXTRA』をアニメ化したほうが販促にもなってよかったのでは?

戦闘シーンも基本的には良かったが、ラストバトルの敵が「宇宙を去ったセイヴァーが残した自動砲台」ではあまりにもしまらない。
むろん、映像作品にセイヴァーを出すことは宗教的に難しいだろうが、ここは原作と差別化する意味を込めて「トワイスが防衛のために新たに召喚したサーヴァント」とかのサプライズがあっても良かったんじゃないかなと想う。

あと、気になるのが第七階層での戦いでネロがガウェインの「転輪する勝利の剣」を正面から受けたシーン。
…ガラティーンって神造兵装エクスカリバーの姉妹剣のはずだよね?なのに対魔力:Cのネロを仕留めきれないというのはご都合主義感がある。
「『皇帝特権』で一時的に対魔力を強化して耐えた」とか脳内補完はできるが…ここは何かしらの理由付けが欲しかった。



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