ジョゼが歩み出すまでの物語、最高でした。

やっぱり一番印象に残ってるのは、舞がジョゼを鼓舞するシーン。恒夫を看病して、自分では彼の気持ちを動かせないことを悟ったからこそ、ジョゼを奮起させる。彼女の去り際の表情は忘れられない。

そう思うと舞の恒夫への告白シーンはもっと切ない。届かないと分かっていた上での、自分の気持ちに区切りを付けるためだけの告白。恒夫の返事がどうこうでなく、行動自体に意味があったんだろうなぁ。宮本さんの不憫ヒロインの演じ方好きすぎる。

ジョゼもジョゼで、出会い始めの警戒感MAXからどんどん恒夫に心を許して表情が柔らかくなって行くのが見ていて気持ちいい。声優さんは俳優さんだったからか、演技力に多少の物足りなさを感じましたが、最後のジョゼと恒夫の物語の朗読のときの頑張ってるけど、拙い朗読の演技は彼女でないとできなかったのかなと。あのシーンだけはとても良かったです。

作品としては、起承転結ハッキリしていて見やすいなぁと。ただ、なぜジョゼのお婆さんがジョゼを外に出ないようにしたのかや、恒夫退院の時ジョゼが会いに行かなかった理由がよく分からなかったなぁと。原因は原作なのか、脚本なのかは分からないですが…。

映像だと、海で抱き合ってぐるぐるしてたシーンはリア充爆発しろ!って感じに綺麗でしたし、雪上車椅子ジェットコースターは見応えありました。

あと、方言指導に植田佳奈さんの名前あったのに笑いつつ(*´-`)

アシアシが書いた感想

2020 Seiko Tanabe/ KADOKAWA/ Josee Project

ジョゼと虎と魚たち