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全体
とても良い
映像
とても良い
キャラクター
とても良い
ストーリー
とても良い
音楽
とても良い

TVで見て、BDで改めてじっくり観た。
ギャグシーンもちょこちょこあるけど、基本的には重めのシリアス中心。ずーっと、改めて見るつもりだったけど、1回観てストーリの重さを知っている分、かなり躊躇した。
序盤で基本的な世界観を理解してもらい、能力者と能力の仕組みについてよく分かったと思ったら、中盤からは一気にラストへ向けて駆け上がっていくジェットコースターのような話。
超能力がテーマで、現実味がない話と思いきや、少しでもリアリティーを出すための要素がうまく散りばめられている。これによってぐっと主人公へ感情移入が出来た。

2クール有ったほうが良いという意見もあったが、1クールに詰め込んだからこその、このスピード感で、全体を通して見ると完成度は非常に高く、原作・脚本・音楽を1人で麻枝准が手掛けているからこそ、曲や歌詞の言葉一つ一つも作品の大事な要素になっている。
泣きゲーのカリスマと言われるだけあって、ポイントポイントで泣かせにくる。後半はずっとキャラクターのバックボーンを知っている分泣き所が多い。
最後はハッピーエンドとは言い難いが、生きて普通に会話出来るだけでも十分だと、生きていることの大切さを教えてもらった気がする。
前作Angel Beats!を観ていたひとは観ていないひとよりもより楽しめる作りになっているのも面白い。次回作も楽しみだ。



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