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全体
とても良い
映像
とても良い
キャラクター
とても良い
ストーリー
とても良い
音楽
とても良い

冴えカノ、入りからアニメを思い出してしまってにやにやしていました。気のせいかもしれないのですが、高校3年生としてアニメ版より少し大人に近い雰囲気でキャラクターが描かれていたことに驚きました。高校生の2-3年あたりの変化って割と大きいので、そういうところからああ、色々変わっていって、冴えカノも終わってしまうんだなあ、変わっていってしまうんだなあという気持ちで悲しくなりました。
基本的に加藤恵とえりりが推されまくっていて、僕は詩羽先輩激推しなのでえりりターンの後に来るか...?来るか...?utahakasumigaokaのターン来るか...?と待機していたらまたえりり回が来てうぉう!あの!!!恋するメトロノーム映画化をお願いします!このままでは僕が成仏できない!!(?)みたいな気持ちになったりもしました。
でも悔しいけど加藤恵かわいいですね。最初の自己主張している恵さん、近づいて、すれ違って、怒って、めんどくさい恵さん最高ですね。冴えないヒロインと言いながら全然冴えない感じではないじゃない、なんてアニメのときにはよく思っていましたが、才能あるえりりと詩羽先輩には届かなくて、恵さんなら手が届きそうに思ったというところ、それで一緒になっちゃうあたりはなんだかなぁという気持ちで、冴えないとタイトル付けている理由が少し分かった気がします。
えりり周りはなんだか無念という気持ちが強かったです。かわいいし、すれ違いやわだかまり、クリエイターに向けた思い含めておそらく作中一番メインヒロインらしいというか、一番輝いていると僕は思います。これがメインを勝ち取っていかないところが、作中ひたすら泣かせまくっているところが最高なんですが。つらい。
そして詩羽先輩ですよ。もう!詩羽先輩は学年も違うのと性格やえりりとの関係から、常にお姉さんみたいな役回りを期待されていて損なんですよね。きっとすごい色々な欲望とか、身勝手な思いを閉じ込めて、ときどき隙を狙ってはそれを解放しているところがとても切なくて本当に一番好きな、一番推せるキャラクターです。映画ではえりりが泣いてそれを励ます構図が多くて、おおう、詩羽先輩イケメン...!惚れる...!みたいな気持ちが大きいのですが、やっぱり推しなので、一人の女の子として、もっと気持ちや激情を吐き出すところが見たかったです。作中かなり完璧な人間みたいに描かれている気がするので、余計に一人の女の子としての側面をもっと見たくなるような、ああああそういうところがめっちゃ好きなんですけど、いや本当に恋するメトロノームOVAか何かになったりしませんか?僕は詩羽先輩個別ルートの世界線に今すぐ飛びたい。とにかく、映画の中ではふとした表情、陰り、言葉ではない部分から勝手に詩羽先輩の気持ちを想像して切なさで痛みを感じていました。本当に詩羽先輩大好きです。
最後にエピローグ最高でしたね!小田和正のラブストーリーは突然にのイントロが流れた瞬間、詩羽推しとして人生の勝利を確信しました。あのままもう2時間行けた。頼む。髪切ってるのほんとかわいい。あれ何?最高ですか?
霞ヶ丘詩羽好きだ〜〜〜〜!頼むから詩羽先輩が幸せになるルートが見たい。ああああ
とてもよい映画でした。



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