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全体
とても良い
映像
とても良い
キャラクター
とても良い
ストーリー
とても良い
音楽
とても良い

私にとって初めての純粋なアイドル作品でしたが、それがリステDDで本当に良かったと思いうような、素晴らしい作品でした。

廃部の危機を乗り越えるために大会優勝を目指して頑張るという一見よくあるようなストーリーですが、この作品の特筆すべきは各キャラの作りこみから作画、演出に至るまですごくすごく丁寧に作られていて、見応えがしっかりしているということです。
特に、CGではなく手描きで表現されていてしかもしっかり動いていたライブシーンは、見ていて本当に惚れ惚れとしました。そうした作画だけではなく、細かなネタが随所に散らばめられていて、観ていてとても楽しい作品です。エンジェルとプリンセスのノリノリ作曲シーンは、めっちゃ笑いました(笑)

それから、すごく良いなと思ったのが、"Re:"ステージというタイトルのごとく、各々が「過去」に何かしらのモヤモヤを抱えていて、それをアイドルを通して乗り越えていくストーリーであったことです。1人では、どうすることが出来なった「過去」を、KiRaReのメンバーに出会ったことで、再び前を向いて頑張ろうとする姿は本当に勇気づけられました。女の子の一生懸命頑張る姿っていうのは本当に胸打つものです…

そして、そうした過去を乗り越えられた大きな理由の一つにやはり「愛の力」があると思います!愛菜×沙由、香澄×かえ、そしてみい先輩×瑞葉、どのカプにおいても、お互いに同じような「傷跡」を抱えているからこそ、気持ちがよく理解できて、だからこそ「この子と一緒に乗り越えたい」という気持ちが強く芽生えたんだと思うと、すごく尊みに溢れてます…
こうした「Re:」という側面は、劇中に登場したKiRaReの楽曲全てに反映されていて、どの曲もそっと背中を押してくれるような暖かい応援歌になっているのも大好きです。OPをはじめ、どの曲も本当に素敵です!!

新たな自分と向き合い一生懸命頑張るKiRaReのみんなの姿に、観ている私まで心動かされる、そんな素晴らしい作品でした。

メモ
Date:2020/5/6-2020/7/19
Score:90



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