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サービス開始日: 2021-05-02 (1062日目)

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ソラは学校に通うことになるが、スカイランド出身ということがバレないようにするために、目立たないように素の自分を隠す。しかし、ましろの話で、素の自分を出すことを決意する。
その決意を行動に移そうとソラがあらためて自己紹介するシーンで、「ソラ・ハレワタール」のルの字を間違って書いていることに対して、クラスメイトが誰一人として馬鹿にしたり茶々を入れたりしないシーンに感動した。
「ル」を正しく書けないところも含めて、ありのままのソラは受け入れられたのだ。
これぞプリキュアの伝統的テーマ、多様性。この作品のこういうところが好きすぎる。絶対に最終話まで見たい。



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ソラという主人公の人物像を通して、作品の持つ思想を伺わせた、1話として完璧な回。

「これくらいのことを怖がっていたら、ヒーローは務まりません」。
「怖くないんか?」と問う「遊覧鳥」に対し、ソラが鳥の背に捕まらずに空高くから景色を眺めるシーンから物語は始まる。

後になってソラの持つ「ヒーロー手帳」にある「空の上を怖がっていたらヒーローは務まらない」という記載が明かされる。実は空の上は怖かったが、その怖さを克服した描写と読める。敵に立ち向かうときに手が震えていることからも、本当は怖いのに、その恐怖心に打ち克ってヒーローになろうとするソラの人間性がにじみ出る。

弱い己を乗り越えようとするソラと対照的なのが、敵として登場するカバトンである。力を持つ自分のことは「俺、つえー」、力なき者に対しては「よえー」と言い放つカバトンは、「力こそ正義」という思想の持ち主であることがわかる。

「力のないやつは、がたがた震えて、めそめそ泣いてればいい」というカバトンに対し、「相手がどんなに強くても、正しいことを最後までやり抜く」とヒーロー手帳に書いたとおりに、倒れても立ち上がり、自分より強い敵に立ち向かっていくソラは、最高にかっこいい。

ヒーローとは、強い者のことを言うのではない。折れそうになる心を支え、不条理に立ち向かっていく弱い者こそがヒーローなのだ。不屈とは倒れないことではない。倒れても諦めずにまた立ち上がっていくことこそ不屈なのだ。ソラはプリキュアの力があるからヒーローなのではない。ソラという人間の精神性がヒーローのそれなのだ。

ソラが立ち上がるシーンを観ながらそんなことを思うと、涙が止まらなかった。今後がとても楽しみな作品である。



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1話冒頭の謎がついに明かされた回。
「私たちの力ではどうにもできないことが、この世には溢れている。大人たちが苦しむ少女たちを生み出し、見てみぬふりをしている」
美弦は苦悩の末、自らも妹の陽桜莉を苦しめていたことを知って絶望する。
「想い」を失って倒れる陽桜莉に、動き出す「野ばら」のオルゴール。少女の「想い」は花によって表現されるが、陽桜莉の「想い」という花は砕け散ってしまった。ここで、「野ばら」の歌詞も少年が野ばらを折ってしまう内容だったことを思い出した。振り返ると、1クール目OPのタイトルも野ばらをモチーフにしていた。見事な演出である。
この話数を見て1話から見返したくなった傑作回。



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全体
とても良い
映像
とても良い
キャラクター
とても良い
ストーリー
とても良い
音楽
とても良い

グリッドマンは陽キャのアニメだが、ダイナゼノンは陰キャのアニメ―どこかでそう読んだ。観てみると、想像以上に陰キャのアニメだった。登場人物たちはみな心に暗い部分を持っている。みな過去に問題を抱え、それを引きずっているのである。
この陰キャたちに対し、過去のしがらみからの解放、自由を象徴するのが怪獣であり、怪獣優生思想である。陰キャたちには怪獣優生思想に従い、過去から解放される道もあったのだが、その道は選ばなかった。結局、現実が不自由なものであったとしても、受け入れるしかない。最終回で蓬が夢芽に言っていたように、たとえば行きたくない学校の文化祭という不自由な現実にも「うまくやっていく」「合わせていく」しかないのだ。
ただし、不自由な現実も、自ら積極的に引き受けていくなら、「自由を失う」という悲しいものではなく、「かけがえのない不自由を、これから手に入れていく」と言えるものになる。
腕にできた傷について、夢芽が蓬に「ずっと消えない傷になるといい」と言ったように、陰キャたちは傷を消すのではなく、傷を受け入れて、これからも生きていくのだろう。
つまずいたら、もっと強くなれる。



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