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全体
とても良い
映像
とても良い
キャラクター
とても良い
ストーリー
とても良い
音楽
とても良い

映像:C2Cの株爆上がり。アルやぼっちをぐりぐり動かすシーンに愛を感じた(「話しかけてくれたー!」、ハンガーファッション、OPなど)。そのほかでも要所要所でキャラクター達の可愛い部分を引き出していた(2話の屋上シーンなど)。また、髪の動きもとても細かく、繊細に描かれていた。そのうえ最後まで作画が崩れることなく、非常に丁寧な仕上がりだった。1コマずつ見たいほど。作画ミスはちょくちょくあったものの、深刻なものはなかった。
音楽:挿入歌は大体新たに作られる中で、作中に登場する歌を実際に挿入歌にしてしまうのは面白かった。実際に作詞はキャラクターが担当していることになっている。CDの内容的にカップリング曲として2曲入るとは思ったが、作品内でちょうど2曲作られていたのは奇跡的。OPは8拍目?に入る指パッチンのような音やドラムのリズムなど面白い構成になっている。リズムに合わせてヘドバンするのが楽しい。EDは何度も聞くうちに歌詞ごと身に染みる。音楽理論はわからないが、3話ラストで流れた曲のコード進行がかなりえぐい気がする。
ストーリー:「尊い」の体現。ぼっちの成長を通して友達が増えるのが楽しみとなっていた。友達とはいったい何なのかを考えさせられる。シリアスになりすぎないようにギャグも入れていく加減が上手くできていたと思う。アニメ化での再構成も違和感のないものに。
キャラクター:各々みんながとても優しい人格で、見ていて心がギスギスすることがなかった。ぼっちは応援したくなる、なこは彼氏かなにか?、アルは残念だけどいい相談役、ソトカはぼっちリスペクト精神があふれる、佳子は見事なまでのツンデレ。みんないいキャラしてる。でも先生のなこ苦手はやりすぎ……。ぼっちが卑屈すぎないのも良かった。ネガティブ思考ではあるのだが、諦めない強さや自分他人問わず上手くできたことを褒める姿勢、そして人を疑わない純粋さに人の好さを感じた。



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