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ぷーざ
@pooza

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良い

本日の夜実況。
ラス前回は実質的最終回という、ここ数年の傾向通りの回。最高の要素と最低の要素が同居し、それらが悪魔合体した、とても評価に困る回だった。
仮に「良い」にしたが、全てに納得しているわけでは決してない。

川村女神自らが作監しているだけあって、特に全編にわたって登場していたキュアエールの作画が素晴らしい。
最後の「フレフレわたし」は、確かに心に響くものだった。自分を肯定した結果、どんな大人になりたい(なれる)のかをもう少し具体的に聞かせてほしいと思っていたので、ちょっと食い足りないかな。

社長の真の動機は、「嫁を取り戻したい。取り戻すことが出来ないのは分かっているから、次善として時を止め、不幸な未来そのものを封印してしまいたい」といったところだろうか。
最後まで社長の本音が語られなかった以上、これは想像にすぎないけど、嫁への想いという人間的な感情だけでも明かされていれば、社長への印象はまるで別のものになっていたと思う。
そうであったら、私怨が動機だった小悪党などとは決して言うまい。小悪党という評自体は事実であっても。

戦いの幕引きとなった「みんなプリキュア」。42話のキュアアンフィニを生んだ現象が、全世界規模で起きたと解釈できる。資格問わず、全ての人がプリキュアになってしまった様に見える。
自分を肯定できず「なりたい自分」になれない人も多いと思うが、そんな者たちでもプリキュアになれた?そもそも「プリキュアになるにはプリハートとミライクリスタルが必要」という設定がこれ以上なく豪快に放棄され、まったく言葉もない。
ここまでは百歩譲ったとしても、ダイガンにもプリキュアの資格が与えられた事実がある。これは「意志が弱く容易に人を裏切る悪人でも、プリキュアになる資格がある」という、真逆のメッセージになってしまっている。



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