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全体
とても良い
映像
とても良い
キャラクター
良い
ストーリー
とても良い
音楽
とても良い

たぶん劇場内で一番泣いたんじゃないかってくらい泣いちゃいました。最近涙を流してなかったからか、その分まで本当にグシャグシャになりました。

2018年冬に放送されていたアニメ本編見た後の感想としては「本筋とは関係ない一話完結型のストーリーはむちゃくちゃ良いけど、本筋は正直イマイチだな…」と思っていたのですが、これはこの映画のための伏線でしたね…。

まず開始5分で泣いてしまいました。こんなのまだまだ序の口、まだこれから展開がある、今泣くべきではないと思いながらも、もう涙が抑えられませんでした。10話の話をされるともう無条件で泣いてしまうわ。
あー変なとこで泣いちゃったな〜もう涙枯れ果てちゃったかもな〜と思ってましたが、後半でももうボロクソに泣きました。

話の本筋であるギルベルト少佐とヴァイオレットの関係を深く描いた映画で(おそらく)これで話が完結。少佐から教えてもらった「あいしてる」という言葉を、手紙で、言葉で伝える。考えうる限り最高の結末だったと思います。ヴァイオレットだけでなく、ギルベルトも救われた。最後の指切りシーンは「ああ、よかった。本当によかった」となりました。
ギルベルトがやけにヘタレだなとも思いましたけど、パンフレットを見て、今まで見てきたギルベルトはヴァイオレットの思い出の中のギルベルトだということも知り、すごく腑に落ちました。脚本がしっかりしてる。本当にストーリーが素晴らしい作品でした。

この作品のテーマでもある「大切な人に想いを伝える」というのもものすごく心に響いて、エンドロールで自分の人生を振り返ってまたうるうるしてしまったり。
家族、特に老い先長くないであろうばあちゃんには手紙書きたいなと思いました。急に手紙なんか出したらびっくりするだろうけど

本当に素晴らしい作品でした。ヴァイオレット・エヴァーガーデンという作品に出会えてよかったです。この作品に携わってくれた全ての人に「ありがとう」と伝えたい



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