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良い (4.0)

最後かなり駆け足感があったけど、トータルして見ると愛に溢れた素敵な作品だった。最終話でお父さん出てきたけど、ちょっと駆け足だったからなんでこのタイミングで来たのかとか退く理由が少し弱い気がした。

ただそれを取っ払ってもほっこりするぐらい温かい話になってて、個人的にすごく良かったのが最終話でトールが示し続けてた愛情に小林さんが答えを出したところがグッときた。答えという答えじゃないのかもしれないけど、トールからするとあれは十分過ぎるほどの小林さんからの愛情で見ててずるいなぁって感じてた。

生きていく以上、不都合なことが山ほどあるし、1人じゃないんだから他者と分かり合えない部分があるけど、どこかで妥協点を探して足をつけなきゃいけない。ましてドラゴンと人間なんて分かり合えるわけがない。だけどトールと小林さんはそこに最適解でもないんだけども、まっすぐ向き合って少しずつ落ち着く場所を見つけてる。きっとそれは、ハナっから好きだったのもあるんやけど何よりもそうありたいと思う気持ちなんやろうなって強く感じた。

わかりあおうとしてないと分かり合えるわけがないけど、そこへ踏み出そうとする一歩があればイシュカンコミュニケーションだって出来る!!って言ってる気がしてうるっとした。

最後の引きが少し寂しかったから余計に強く感じた。



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