舞台は16世紀初頭のフィレンツェ。
絵画や彫刻が盛んな都で貴族の娘として生まれたアルテは、物心ついた頃から絵を描くことに夢中。
いずれは画家になるという夢を抱きながら日々を過ごすアルテだったが、時代の流れが「女性が画家になること」を良しとしなかった。
そこでアルテは、人生最大の決断を迫られる……。
ルネサンス期に、ひとりの少女が夢に向かってひた走る、ヒューマンドラマ。
多くの困難にぶつかりながらも、絵を描きたいと願う熱意と「自分らしく」生きようとする前向きな姿を描くその物語は、ふれるすべての人々の共感を呼び起こす。
残念作画だけど、思ったより負荷なく見れた良作。
もっとイラつくキャラが出てくることもなく。アルテと師匠が最終くっつくのか気になるなー。
【★★★☆☆】
いつも前向きに頑張るアルテとアルテに動かされる人々を見て温かい気持ちになれるお話。
この時代はやりたい事をやるには今以上に生きづらそうだなぁっていうのがわかりやすい。本当だともっともっと厳しいんだろうけど。
それでもアルテは前向きでがんばるから応援したくなる。
区切りとしてもここで終わっても良さそうだけど原作はどうなんだろう?
中だるみする部分で切った人が多そうだけど
そこから尻上がりに話まとまって行ったのが良かった
キャラクターも自分好みで楽しめた
時代的に女性で画家が良しとされず、「女性だから」「貴族出身だから」とひたすら苦労するアルテだが、とにかくポジティブで明るく素直で一生懸命。それが周りの人たちにも伝わり、たくさんの人に受け入れられて最終的にいっぱい同業仲間や友達が増えてよかった。みてるこちらも絶対アルテを応援したくなる。こういう人はちゃんと報われてほしいよね~!話もいい感じにまとまっていたし、イタリアが好きなので絵画の衣装などの細かいデザインや背景の建築など見ていて楽しかった。あとOPが真綾さんなので大好きです。みかこしも大好きです。
気合と根性で乗り越えた! 毎回ステレオタイプな叩かれ方は気になるが熱い話で悪くないです。師匠のもとで修行に励むのかと思ったら意外にもベネチアで新展開が。カタリーナ様がツンデレで良い。
事前チェックには引っかからなかたけど、
どうも気になってみたら、こりゃワクワクするなと。
「普通の」4月であれば、時期的にもとてもいい内容出会ったのだろうけど。
無駄な恋愛もなく、1人の女性の成長記として安心して見ていられる作品だったし、
表情豊かなアルテに1人の男性として魅力を感じたわけで。
NHKで土曜の19時頃に放送してそう、というのは褒め言葉ということで。
観ていてとても気持ちの良い作品で、いつも観た後には気分があったかくなれたのがとても良かった。
画家になるために必要な過程、勉強することにも少しだけながら触れられたのも良かった。
装飾品に関することが個人的に一番興味を惹かれた。
ストーリーも全体的にとてもまとまりを感じた。
一部いつ接点を持ったのか分からないキャラがいたのが気になる点ではあるものの、多分原作にはあってカットされてしまったのだろうなと予想。
その辺り軽く触れて違和感なく進行してもらえていたらもっと満足度は高かっただろうなとは思いつつ、とても楽しめた良いアニメだった。