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    <評価:S>
    視聴2022.8.3

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    劇場を舞台にストーリーが進むのかな、謎の災害って必要かな……?と思っていたらめちゃくちゃSFだった。
    SFとして良くできてるかと言われると雰囲気だけって気もしたけれども……。

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    空から隕石が降ってきたけどそれはタコみたいな見た目をした空母で、そのタコの力で超次元シアターが出来てて、そのタコが再起動したら、全人類タコに吸われる(エヴァの人類補完計画みたいな感じで)。だけどなぜかメインの3人は劇をして、なぜか吸われていた人たちがその劇を見ていて、なぜか計画が失敗して、タコがビックバンを起こして、分岐したであろう世界線が1本に戻って、隕石が落ちる前の所に戻ってハッピーエンド。

    序盤中盤は劇とアイドルを混ぜたゲキドルの話+少しSFの要素を足して謎の部分を出していたんだけど、終盤にその謎を解く部分を盛り込みすぎて、頭が追いつかない。超展開すぎて突っ込みたくなるポイントが多くて、モヤッとした。けど、もう一度見直したくはならない。結構きつい。

    結構攻めた作品ではあったけど、正直SF要素なくても良かったんじゃないかなとは思った。
    サブタイトル通り、「終わりよければすべてよし」ということで、全体的には良いかな。

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    1話で世界観に引き込まれたが、なかなか五里霧中な展開のまま延々と最後まで引っ張て来て、不安しかない中でも先が気になるという一心で追い続けてきた。
    終盤やっと少し霧が晴れたような展開になったと思ったが、今度はそれまで以上に難解なストーリーになってきてつらかった。(先は気になるが見返して整理するまでのモチベがなかった)
    色々ケチをつけたいところはあるけれど、終わり(それなりに)よければすべてよしではある。
    SFと舞台劇のストーリーが並行して進み徐々に交わるような展開は不安の中にも新鮮さがあり終始ドキドキしながら見れた。
    おもしろいかと言われると胸を張ってそうとは言えない(特にリアタイで追えるドキドキさが欠けると)が、着いてこられるやつだけ着いてこい!!と言いたげな攻めまくった作風は大いに評価したい。少なくとも1話視聴時の「おもしろそうな世界観だけで終わりそう」な予感は良い意味で覆せたと思う。

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    メモ
    Date:2021/1/12-2021/4/1
    Score:64
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    過去の作品から拾ってきたような描写が目についた。
    それにも許容範囲というものはあるだろうが
    他の要素で補えているとは言いがたい。
    (表現者として)制作意図でそうする場合もあれば、
    (商業主義的な意図で)古参の視聴者に受けそうなつくりに
    している、という出資者向けのアピールに過ぎない場合も
    あるだろう。この作品は後者と思われる。

    試しに、深夜アニメの愛好家が集うSNS等で
    本作のキービジュアルをアップロードして
    「この画に描かれてるキャラクター、どの作品の
     何というキャラクターがモチーフなのかわかる?」
    と尋ねてみるとよい。
    彼らは嬉々として元ネタを教えてくれるだろう。

    劇のセリフやアドリブに仕立てた、子役たちの諍いは醜く、
    仲裁する主人公も幼稚に見えた。

    おそらく主要キャラクターにモデルがいると思われ、
    制作者が彼らにどのような感情を抱いているのか察しがつく。

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    どこか現代ぽくない、2000年代にやってたようなアニメの雰囲気で独自路線を行く姿勢は嫌いじゃなかった。ただ、広がった世界観はうまく表現・回収されていたかというと微妙な感じだったかなと。。
    キャラ設定アフレコも頑張りは伝わってくるものの、どこか噛み合わず。おそらく考察が捗ればもっと見え方は変わってくるのだろうがそこまで発展はしなかった。
    こういう攻めた作風は嫌いじゃなかったのでこの手の作品増えてほしい。

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    猿でもわかるアニメしか無理なんだわ…
    デザインは好き

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    OP評価:C

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