東部戦線第一戦区第一防衛戦隊、通称スピアヘッド戦隊。
サンマグノリア共和国から"排除"された<エイティシックス>の
少年少女たちで構成された彼らは、ギアーデ帝国が投入した無人兵器<レギオン>との過酷な戦いに身を投じていた。
そして次々と数を減らしていくスピアヘッド戦隊に課された、
成功率0%、任務期間無期限の「特別偵察任務」。
それは母国からの事実上の死刑宣告であったが、
リーダーのシンエイ・ノウゼン、ライデン・シュガ、セオト・リッカ、
アンジュ・エマ、クレナ・ククミラの5人は、
それでも前に進み続けること、戦い続けることを選択する。
”戦場”が、彼らにとって唯一の居場所となっていたのだから。
そしてその願いは皮肉にも、
知らぬ間に足を踏み入れた新天地で叶うことになるのだった。
あっと言う間にキャラが死んで逝く
それこそが戦争であるかの如く。
主観の入れ替わりも絶妙でストーリー自体も面白い。緩急が良い。
やはりこういった作品に澤野の音楽は最高にマッチ。
あからさまでチープな
差別(・A・)イクナイ!! や 戦争(・A・)イクナイ!! 系作品よりも、
こういった作品こそ胸にぐっとくる。
原作既読。先の展開は知っていたけれど23話ラストのカタルシスはとても良かった。心情を表す種々の演出がバチバチにキマってて最強のアニメーションだった。石井俊匡さんお名前覚えたぜ……。
大満足
最後泣ける
好き
リアタイで視聴してた方はご不満もあるようだが、1・2クール纏めて観たので大満足。
良い作品をありがとうございます。
胸がいっぱいです。めちゃくちゃ良かったです。
◆残酷な世界と情景描写の美しさ
臨場感あるアクションシーンが素晴らしいのはもちろん、無機質なそれと対比的に描かれる花や空や水や虫たちの鮮やかさ、美しくて息を飲む感じでした。昨日笑顔で話していた子供たちが次の日には死んでいく世界で、逆に自然界の美しさの方が残酷に見えました……。
◆シンが神キャスティング…ともすると無愛想で冷たい印象にもなりかねないシンというキャラが、ちばしょーの声があたることによりこの人は優しい人だというのが何の設定を知らずとも分かりました。とても良い演技いたただきました…ありがとう…。
◆ミリーゼ少佐の気高さ…やはり人を率いていく立場にある人間が、気高く誇り高く信念を曲げずに生き抜いてくれているということが、拠り所のなくなった人間にとってどれほどの励みになるか…生きていてくれて本当にありがとう少佐!
ほんとに化け物アニメ観たな~って思います。最終回もめちゃくちゃ良くて心が洗われました。
本当に面白かった!
設定と世界観はどストライク!!
原作はまだ続いているみたいなので続きが早く見たいです!
犠牲を払いながら、突き進む話。彼らは望まないかもしれないが、彼らに安らかな結末を与えたくなる話。
普段はあまりアクションものを観ないけれど、評判よさそうだったので前知識なしで観ました。
映像、音楽、キャラ、構成ストーリーもろもろ、とてもよかったですね。
「何のために戦うのか」というありがちなテーマではありつつ、独創的な世界設定により面白い内容になってます。
ちなみに配信での視聴でしたので私は知りませんでしたが、TV放送時は万策尽きて放送延期となったりしたんですね。
通してみた限り、クオリティに変化はなかったように思う、というか戦闘シーンなど含め総じてレベル高くてよかったとは思います。
リアルが多忙でアニメ視聴が途絶えたりこの作品自体も3ヶ月延期して最後の2話が放送されたりしてもう余り記憶にない。
けどそういう状況でも記録は忘れても愕然とこの作品に凄く見入っていたのは覚えてる。
内容があまりのも濃すぎる上に最終回を見て暫く経ってからの記録だから細部を覚えておらずあまり詳しくは語れないけど、とにかく最高だった。
全てにおいてフルスコア
死を厭わないどころか望んですらいたシンたちが、生きることを望まれて、生き続ける理由を見つけるまでの物語
ダイナミックであり精緻でもある圧倒的な映像で描写される戦闘シーン
最高にクールで戦闘では気分を高揚させ、エモーショナルな場面では胸打つ文脈に寄り添う澤野ミュージック
時に愉快に笑い合いで、時に生き方や信念をぶつけ合うキャラクターたち
正直このクオリティなら原作我慢して初見で続編アニメ見たいけど、やっぱ原作我慢できないって気持ちがすごい
1クール目はしょーみ悪くない程度だったけど、2クール目は本当にすごかった
身体にめいっぱいの重しを乗せられたような感覚になるアニメ。
人間の愚かさによる重さだからこそよかったし、それがあって2クール目の最終回の良さだったなと思う。
きっとあれは束の間だろうけど、それでも見たいものを見せてもらえた。
原作もまだ続いていますし、おそらく共和国でレギオンは大量に補充しているだろうからまだまだ続くだろうけど……アニメとしてはここが一区切り。
未来に待ち構えているであろう戦場も、また6人でどうにかその先に向かってほしいと、そう願ってやまない。
もし、続編があるとしたら、スケジューリングや人員の確保はもう少ししっかり行ってほしいなとは思う。
もちろん作り手であるアニメーターたちには決して無理させずに。