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どうでもいい人助けも、その残した記憶は田舎の少年の興味を外に向けさせた契機になると。世界を動かすとは言い得て妙だなぁ。そして、別れを再開を前提として肯定的に捉えるヒンメルの回想だから、別れ際には「また」といい、別れもあっさり。最終回にこの話を持ってくるあたり、ほんとに素敵な作品だなとしみじみ。

自分が長寿であるからこそ死を意識してこなかったフリーレンがフェルンたちとの新たな冒険の中、逝ったヒンメルの回想を基に行動するフリーレンの真意を悟る構成。少しずつ彼女の中でヒンメルの死を受け入れている様子はまさに葬送。2クールの間めちゃくちゃ楽しかったです。



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