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「またオレ何かやっちゃいました?」等の場面で有名なだけに、これぞ異世界転生という才能でどうにかする物語になっている。ただギャグ調の進行とは裏腹にシュトロームの暗躍で人が死にまくっているので、時折ノリの落差が気にならないでもない。
研究会のメンバーはそこそこの人数がいるが、それぞれの場面できちんと言動の描き分けがなされていて良い。シンが婚約の話にちゃんと応じたのも好印象。そもそもセシリーを始めとしてキャラが可愛く描かれているべき場面でちゃんと可愛いだけでも素晴らしい。
魔法のエフェクトになかなか気合が入っていて、光線を放つ時のキラキラなど(このすばとか、ちょっと違うがキルラキルでもあった)超常的な何かを予感させて好きだ。

「軍事利用」についての指摘が見られるが、第5話の「魔人の襲来ならともかく~」を踏まえればシュトロームとの戦いもある種の天災への対処と見做せるだろう。とはいえアールスハイド王国が盟主となれば「世界の警察官」が如き覇権を手にするのは明らかであり、政治的とは言える。まぁそこは「みんなに危機が迫ったら俺は戦場に出るよ」というシンの意志やオーグ等の心意気を酌んでも良いのではと思う。



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