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戦闘は今一つ何を見せたいのかよく分からなかったが(でかい龍がいれば迫力あるだろうとかその程度のノリに感じてしまう)、キャラは絵も動きもしっかりと可愛い。従ってユエの加入する第3話から「キャラ見てればいいのか」と分かってくる。
そもそもユエはアイシャドウ的に大胆に瞼部分へ付けられた影が色気を出しており天才的キャラクターデザインなのだが、イヤリング(何故かピアスではないようだ…穴が再生するから?)やフォーマル系の服装で安易にロリに寄せない点も素晴らしい。声についても第11話「あなたにできる?」の部分など愉悦、誇らしさ、脅迫のどれもを感じさせ非常に深みがある。不満はいつの間にか「恋人」とか言っている辺りをもう少し詳しく伺いたかった程度か。園部あたりのクラスメイトはそこそこ内面が丁寧に描かれている所為で、むしろ前半に駆け足で登場した香織、雫あたりの方がキャラが薄い印象だった。
話としては相対主義的にフワフワしていくのではなく断固「敵は殺す」で行くのも良いと思うが、それなら檜山を結局放っておくのが(ハジメ視点ではなく物語の筋として)すっきりしないところ。



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