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良い

ピッチ上の影が印象に残りました。四方からの照明に照らされて、四方に影ができます。それが強調されているように感じて、印象的でした。この青い監獄は蜘蛛の糸だと思いました。蹴落とそうとすればゴールは遠ざかり落ちていくことになります。余裕はありません。よりまっすぐにゴールを見つめられるものが生き残ります。しかしボールを取るためには相手と味方を見る必要があります。ゴールを奪うためには相手と味方を見ない必要があります。
(確か試合後、想像した)絵心(えご)の真意に、絵心の影が映ります。ピッチの上では人間性の全て(というのは本当は本当ではないと思いますが大雑把な意味合いで)が剥き出しになるのだと思います。それは四つに分かれた影のようにあらゆる方向から照らされてあらわにされるのでしょう。迷いや怯えや見栄や未熟や、そういった負の側面で揺らぐ中に不意に現れる一本の糸のような、ゴールとはそんな光景なのかもしれません。
迷いや怯えや見栄や未熟や、この辺りを書いていて、今回のおまけ映像が思い出されました



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