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全体
良い
映像
とても良い
キャラクター
とても良い
ストーリー
良くない
音楽
とても良い

 音楽とヒロイン2人の魅力がこの作品の全てである。菅野よう子さんの手掛ける音楽は神曲しかないし、ランカとシェリルの両ヒロインは相反する性格を有しながら共に魅力的で見ていて飽きない。映像も10年前の作品にしてはよくできてるし、戦闘シーンでカメラが動き回る演出も、途中で飽きてくるものの、僕好みで良かった。
 反面、ストーリーは壊滅的である。主人公のアルトはただそこにいるだけのつまらないキャラでしかなく、両ヒロイン以外に目立った存在はいない。25話の構成の仕方もおかしいし、中だるみするし、最後も愛と歌の力がどうのこうのと意味不明な終わり方だった。
 音楽とヒロインの可愛さが僕の好みど真ん中だったので個人的には楽しく見れたが、壊滅的なストーリーやキャラ描写の薄っぺらさから、他人には勧めたくはない。



全体
良い
映像
良くない
キャラクター
普通
ストーリー
普通
音楽
とても良い

 三角関係、音楽、戦闘シーン、今見てもどれもが素晴らしい。特にラスト10分で題名にもなっている「愛おぼえていますか」がかかる場面は何度繰り返しても感動する。総じて35年前のものとは思えないほどクオリティが高い。
 しかしさすがに映像やキャラデザは古くて見ずらい部分もあった。ヒロイン2人にしても、今の美的基準だとあまり可愛くない。ストーリー的にも、マクロスシリーズに関する前知識があっても意味不明な部分もあるしよくできているとはいえない。
 35年前の作品ながら見て良かったと思える作品だった。近年のマクロスシリーズを見て少しでも良いと思える部分があった人なら見て損はないと思う。
 



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