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良い

素直じゃない、というか意地を張りすぎる二人の恋物語も最終回ですか。
第一話の頃は邪魔に思えたナレーションもいつの間にか耳に馴染んでしまったなぁ

前回の夏休み開始編からして擦れ違いばかりで出逢えなかった白銀とかぐや。でも考えてみればこの二人って最初からずっと擦れ違い続けてきた気がする
視聴者から見れば二人は互いを想い合ってるのは丸分かりなんだけど、二人共相手に告白させなきゃ気が済まないから想いは擦れ違う
それが面白おかしく続いてきたのがこれまでの話なんだけど、その傾向は最終回も続く

最初は夏休みに皆で花火大会に行くだけのイベントだった。それがかぐやだけ行けなくなり、それでもかぐやがTwitterで「みんなと花火が見たい」と呟いたことで、かぐやに花火を見せることは重大な目的となる
かぐやが諦めず走ったから、3人が頑張ってかぐやを探したから、結果として車中から皆で花火を見ることが出来た
けれど、かぐやだけは花火を見ていない。自分に花火を見せてくれた白銀だけを見ている。これまでは物理的に距離が遠かったために聞こえなかった花火の音も自身の心音に消されて聞こえない。焦がれていた皆との花火よりも自身を恋焦がした白銀だけを見ている
本当にこの一連のシーンは良かった

このような展開なのだからかぐやはその感動のまま告白したって良いだろうに、やはり二人は擦れ違う
白銀はかぐやを見つけた際の言動に恥ずか死んでいるし、かぐやは白銀を意識するあまり直視出来ない。でも向き合いたい気持ちはあるわけで
そういった相反する想いが混じり合ったのがあのドッグファイトの様相か(笑)。あれは白銀にもかぐやにも意味不明な状況、そりゃ藤原書紀だって「これどういうルールの遊び?」って疑問に思うわ。

白銀とかぐやにしか判らないルールが終始展開された本作。結局どちらかが勝者となることはなかったけど、ラストの「痛(イタ)かったですよね?」オチ含めて終始安定したノリであったように思える
そのうち続編を見たいな



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