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良くない (2.7)

『死なずのブランコ』という異名が強調されていたから、そこに意味があるのかと思ってしまったけど、結局なんだったんだろう?龍の歯医者のように死期を悟っていたから銃弾を恐れなかったというわけでもなく、本当に運が良かっただけなのか?ブランコの迷いのない足取りからは前回の野ノ子の「自分が何をするべきか判っている気がする」に近いものを感じたんだけど、特に関係なかったのかな?

ブランコと同じように野ノ子も死を恐れないような描写が目立つ。飛行機に飛びついたり敵中に飛び込んだり。それはキタルキワを知っているという以上に「自分が何をするべきか」判っているからなんだろうね。でもそんな行動を実行出来るのは周囲の助けがあるからで、地上では軍人が助けてくれたりベルも協力してくれた。飛行機の破片からは敵になったはずの柴名が庇っていたし、歯を戻す際には悟堂が菌を切ってくれた。
野ノ子と同種であるはずのブランコが負けたのは自身を助けてくれる味方が居なかったどころか味方を裏切っていたからなんだろう。一度目のベル殺害で仲間を助ける、助けられることを全否定する立ち位置を明確にしていたし

ベルは輪廻の輪に戻ったのか?頑なに龍の歯医者になることを拒否していたベルは軍人として死んだ感じか。そうなると野ノ子と道が交わることはなかったといえるかもしれないけど、なら彼の存在はこの物語でどのような意味があったんだろう?
イマイチ本作のことは理解しきれなかったなぁ…



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