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普通 (3.2)

今回はとことん相互理解が深まらない話だなぁ
冒頭の犬の言葉を理解できない描写に始まり、比企谷は結衣や雪乃の真意を理解しようとはしないし、結衣は何故雪乃が事故について話さなかったのか理解できない

そんな中で雪乃の真意について知らぬ存ぜぬで良いじゃねぇのと言う比企谷に対して結衣が反論した場面が印象的だった。ここでの結衣の言葉はショッピングデートの際の雪乃の結衣への発言に似ているね。もっと知りたいと思い、知ることで仲良くなり相手の力に成れると思う。
この時、結衣が自販機や電灯の灯りの中でそういった決意表明をする点はとても印象深い描写。結衣は暗い中でも明るい言葉を見つけられる人なんだろうなと思える
そういった意味では、灯りに入らず知らないままでいいと言い切ってしまう比企谷の対称的な姿勢が鮮明。
というか結衣が花火大会に誘った際の返答や結衣が大事な何かを言おうとした際に電話を優先させた辺りの比企谷の対応はあまり好印象を持てない。
本人は鈍感ではなくむしろ敏感で過剰と評している。些細なことで相手に期待しすぎてしまう自分を知っているが為に相手の領域に必死に踏み込まないようにしているように見える
だからこそ他人に流されず、そして他人をあまり受け入れようとしない雪ノ下雪乃の姿勢に憧れを抱いていたのだろうか?

花火を特等席から一人眺めていた陽乃の姿勢も印象的。雪乃を怖いと言われればそれを笑い、母は私より怖いよなどと言う姿からは雪ノ下家の力関係が透けて見えるね。
又、陽乃からは雪乃のことを心配しているようでいて、それとは全く別の何か歪さが垣間見える気もする



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