ヒロイン天使は違いない。ウエディングドレス姿かわいい。アクアマリン綺麗。乙女向けでノーマルとBLを混ぜあわせると奇妙な後味になりがちだが、今回は寸前という雰囲気だった。主人公と宝石商が、なぜかお互いに好きとか言い始めるカウンターパンチを横から打ち込んできたせいだと思われる。
主人公の色合いが黒でまとまっててカッコいい。特殊能力者たち達の全貌が分からず興味を惹かれる。能力に対して対価を払う設定は面白い。刑事ものサスペンスの雰囲気。主人公が、女性のピンチの度に現れるのは、都合よすぎて笑うがそういう作戦というのは理解できる。
羽織が華やかでいい。話の進行がさらさら進むので引っ掛かりなく見れる。先生が、亡くなった同級生の遺品(ジャージ)を自分の教え子に渡す展開が怖すぎる。このシーンが一番ホラーだった。
擬人化アニメ。猫たちのぶらぶらした日常と、ちょっとしたいい話。お母さんを探したり、自分の心にしかない温かい場所を探したり。いったいどういう気持ちで見ればいいのかよく分からないが、ほのぼのとした猫たちの生活に癒される。キャラクターも立ってて楽しい。主人公と犬の友達コンビがすき。
絵と演出が個性的できれい。色使いも素敵。かわいいイケメン花子君が、願いを2つ叶えるEDはすき。主人公が、トイレの花子さんの願いをかなえる能力を利用して、先輩と両想いになろうとする話。主人公が、だれでもいいから両想いになりたかったり、すべて他人任せだったり、呪いのアイテムを勝手に使ったりで、あまりに自己中。失敗するさまは自業自得感がありあり。恋愛ものにしても、もはや本人がスタート地点にすら立ってないので、あと一押しで願いが叶うレベルまで努力させておいた方が、視聴者も主人公を応援しやすいのではないかとは思った。主人公があまりにダメダメなので男性向けの見せ方かと思ったら、花子さんとのセットだと演出的に乙女向けだろうか。ホラーなのか、バトルなのか、ギャグなのか、乙女ものなのか。要素はいろいろあるが、作品の見どころがわかりづらい。1話で、作品の売りをはっきりさせて欲しかった。