いつだってボクらの一歩は好奇心から始まった。
見たことのない風景を、聞いたことのない音を、嗅いだことのない香りを、触れたことのない質感を、味わったことのない食物を、そして感じたことのない胸の高鳴りを、
いつの間にか忘れてしまった欠片を、置き去りにしてきた感動を拾い集める旅。
そこにたどり着いたとき、ボクたちは何を思うのだろう。
吠える40度、狂う50度、叫ぶ60度、荒れる海原を超えた先にある原生地域。地球の天辺にある文明を遠く離れた遥か南の果て。
これは《南極》[宇宙よりも遠い場所]に向かう4人の女の子たちの旅の物語。
ボクらは彼女たちを通して、明日を生きるキラメキを思い出す。
・ちょっと残念な女子高生たちが本気で南極を目指す作品→彼女たちの強い想いに何度泣かされたことか
・キマリが表の主人公なら、裏主人公はまちがいなく報瀬→報瀬がいなければ、この物語は始まることさえなかった→高校生にして100万円を貯める努力家、なのにところどころ残念な性格、だけど友達のためなら熱くなれる、サイコーにいい女!
・頻繁に使われるスマホによる演出→LINEのやりとりに伏線が隠されていたり、物語のメッセージ性を象徴する存在として使われたりと、実は重要なアイテム→中でも最終回で使われた二つの場面は、どちらも名シーンだった。
・『友達のために本気で熱くなれる少女たち』というフレーズにピンときたならオススメのアニメ!
普通の女子高生たちが南極へ行くことを通して成長し、友情を深める話。
自分の気持ちを全力でぶつけて、叫び、笑い、涙を流す彼女たちの姿がとても眩しい。
物語というのは、正直テーマはなんでもよくて、それを通して描かれる登場人物の感情をどれだけ克明に描けるのかというのが大事。
その意味で、この作品ではキャラが女子高生として悩み苛立ち心配し、あるいは喜び楽しんでいることがよく分かるし、女子高生らしくその気持ちを素直にぶつけていく姿が心に響くように描かれていて、とてもよく人物が描けていることの証左である。
僕はしばらくあんなに気持ちをぶつけてはいないけど、言葉にされないうちに失われつつある自分の気持ちがあるのだほうなぁ。
南極を通じた4人の高校生の成長物語。笑いあり、涙あり、話にスピード感もあって、密度の濃い13話だった。挿入歌も作品の雰囲気に合っていて、良かった。
ストーリー、音楽、キャラ、映像、脚本、もう全てが完璧に近い。
ここ数年のアニメの中でも抜きん出ていると思います。
メイン4人の青春を観ていると、人生ってやりたい事やってナンボだな、と思わされます。
気になるけど観たことないな…という方にも自信を持ってお勧めしたい作品。
泣いた。創作を始めるきっかけの一つを与えてくれた作品。何を言っても陳腐な感想になりそうだけど、よりもいありがとう。
素晴らしい作品でした。神アニメとはこういう作品の事をいうのでしょうね。
ストーリーが作り込まれており、特に12話のメールが届くシーンでは涙が止まりませんでした。毎回神回といってもいいほどです!
キャラクター一人一人にもなぜ南極に行くのかそれぞれ異なった背景があり、ストーリーが進むにつれて友情が深まっていく感じがとてもいいです!
最終的にあっさりと終わった感じがしますが、この心の充実感がたまりません!
綾瀬ちゃんの母の死への理解、どこでもどんなときでも仲間と一緒になら乗り越えられる。それがこの作品の一番伝えたかったことなんじゃないかなと個人的には思います。
この作品に出会えて感謝しています。感動をありがとう!
最近のアニメの中ではトップクラスに好きです。
最後は感動しました。
あと新宿を疾走感あふれる挿入歌とともに走り回るシーン、最高ですね。
全体を通して、作画も良かったしストーリーも最高で最初から最後まで安定して見れた。