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普通

☆☆★(2.5)
 あんまり人種差別のメタファーとしてこの物語を捉えないほうがいいような気がしてきた。現在の情勢とリンクさせて考えずに物語に向き合ったほうがよさそう。
 とりあえず「病気」という言葉が気になったな。獣人になる病気、人間だと思い込む病気。みちるが人間の視点でしか獣人を見ることができないこと。そして獣人の子どもたちには識字ができない子もいること。どのような獣種に生まれついたかが生き方や他者からの扱われ方に大きな影響を与えること(だからこそ普段は人間の姿に化けて獣種を隠すのか?)。
 みちるの腕が伸びるところはおもしろかったな。尻尾もそうだけど、元人間ということと関係があるかはともかく、かなり特殊な存在っぽいな。士郎は大昔から生きている獣種の始祖みたいな存在なのかな。銀狼の伝説があるし、士郎自身も若者ではない、みたいなことをちらっと言っていたし。
 これ宮澤伊織が企画協力しているのか、エンドクレジットを見て気がついた。



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