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普通

☆☆☆(3)
 よくある第2話、という感じだった。お供の妖精的人ならざる存在が学校についてくる展開は好き。
 さんごちゃんはリボンの色を紫にしているし、スカートの下にパニエを履いているか裾にフリルをつけているかなので、オシャレにかける情熱がすごい。まあリボンの色に関してはまなつもピンクなのでプリキュア特権だろうな、と思うけど、モブキャラとの差別化というか。
 あと前回おてんとサマーに気をとられて忘れていたけれど、技を出す前の風船ガムみたいなモーションがかわいい。あと倒したときに「ビクトリー!」と笑顔で叫ぶ後ろで敵が爆発しているのも好き。OPのサンバ感も印象的。OPでもEDでもプリキュアたちは踊っている。
 それにしてもあとまわしにするのってやっぱり悪なのかな、場合によりけりな気もするんだけどな。でも今しかできないことは今やったほうがいいというのもわかるし、まなつは今しかできない中学校生活も今やらなくちゃいけないプリキュア活動もどっちも頑張るって決めていて偉いなあと思う。
 それよりもローラが女王になりたい理由が気になる。故郷を救いたい想いと女王になりたい想いのどっちが強いんだろう、みたいな。いやそれだって両立できるのかもしれないけどさ……。権力志向なのかな、なんて思ってしまう。女王という存在への純粋な憧れ、敬愛する女王様に信頼されている喜び、その想いに報いたい気持ち、それが功名心なのか利他の精神なのかが気になるのは、私が上に立つものにノブレス・オブリージュを求めてしまうからなのか。
 まあそれを言ったらプリキュアにだってベンおじさんの「大いなる力には、大いなる責任が伴う」が降りかかってくるのかもしれないけれど、プリキュアは周囲に「プリキュアがいるぞ!」と認知をされて賞賛を受ける対象ではないからなあ……。敵が襲いかかってきても、それが社会で問題視されて、プリキュアたちに戦闘への参加を強いるような構図にはならないというか……。貢献が目に見えない形で行われているというか。てかいつもベンおじさんの話をしてしまうのよくないな!? 『スパイダーマン』の記憶も薄れつつあるので見返したほうがいい気がする。



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