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とても良い

・エイティシックス、多くの方に勧めていただいて満を持して視聴開始。
・複雑な世界観や主要キャラクターの人となりを、説明口調にならず自然に30分で伝えきる構成すごい。専門用語は全部追い切れなかったけど、無人機とは名ばかりのタチコマ的多脚戦車に乗せられ、人間扱いされてないのがプロセッサで、それを管制するのがハンドラということはわかった。互いにブタ扱いしてるのな…分断の物語。
・世界設定がエグい。びっくりするほどディストピア! 管制側は全員銀髪ってすごい選民思想の国家。でも卵や牛乳は貴重品。プロセッサはいろんな人種がいて環境は劣悪だけど卵や果物は潤沢。大丈夫なのかこの国家? 銀髪組は名前がみんなスラヴ系なのね…2年で敵が撤退するってどういうことだ? 
・すごく「音」が重要な作品という印象。平和なシーンと凄惨なシーンを音でつないでいく編集の仕方が、過酷な状況を否応なしに体感させてくる。だいたいPARA-RAIDの聴覚共有って自分だったら耐えられない。ハンドラがすさんでるのもまともな神経じゃ務まらないからかも。レコードのノイズにビクッとしたりシュークリームの潰れる音から戦闘音がフラッシュバックするレーナもPTSDスレスレな感じ。戦況を把握できるのが聴覚だけだからなおさら過敏になりそう。「部品」として割り切るなら聴覚を共有するのは逆効果なのでは……。この先、レーナとプロセッサ達は音声だけでまともに心を通わせられるのだろうか。対面する日は来るのだろうか。一種のテレワーク問題。
・ハンドラのUIがどちゃくそスタイリッシュなんだけど、死ぬとTEMP.が下がってくのえぐすぎるわ…
・レーナかわいい。レーナがんばれ。研究所の友達もよい人。プロセッサの人達はまだ顔と名前が一致しないけど平時は楽しそうなのが救い。これ以上人死なないでくれ……と思うが、これが戦争。
・適度なSF設定がいい。これは続きが気になる。ツカミとして満足です。2クールなのでゆるゆる観ていきます!



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