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とても良い

9-10話の感想まとめて書きます!

・私達、入れ替わってるー!? てやつかと思ったらそうじゃなくて見た目が変わってるんでした。何でも説明できちゃう超便利概念、量子テレポーテーション。

・またもや合法的に麻衣さん以外のヒロインといちゃいちゃできる設定。巧いな。実に巧いな。作者が。

・相変わらず咲太TUEEEEE! いやあ、こんな返しできるか? こんな風に二人をなだめたり励ましたり、飄々としつつ達観してて、常に最適解を導いてて超人過ぎないか? まあ今回は、のどかの手紙がなかったら詰んでたから運が良かったとはいえ……。まあ、それだからヒロインたちから慕われまくってるんだよなあ。

・今回の話は……生々しいな。憧れと紙一重のコンプレックス。まして異母姉妹で、小さい時から母親同士の代理戦争の駒にさせられて、姉妹といっても同居ではなく芸能の場でだけ会う存在で……そりゃぎくしゃくしないほうがおかしいと思う。双方の母親の重すぎる期待に振り回されている様子は気の毒だけど、でも母親もまた決して完全ではないわけで、彼女たちもまたもがいているのだろうと思う。

・自分もまあ、のどかの立場も麻衣さんの立場も、程度の差こそあれどちらも身に覚えはあって色々な感情を思い出した。あれってどちらもつらいんですよね。麻衣さんは麻衣さんで、のどかのことをすごく心配しているし、妹の気持ちもうすうすわかっているからこそ心苦しいだろうし、またそれと同時に人一倍努力してきた人間として、妹の甘さに逆にどこかうらやましさを感じていたかもしれない。のどかのほうも圧倒的な超えられない壁が目の前にあって、かつ親の言葉にまだ絶対的な意味を感じ取ってしまう年代で。いくら頑張ってもお姉ちゃんはさらに先に行ってしまって、自分が手に入らなかったものも手に入れてしまう。入れ替わることで余計にその差を見せつけられるという残酷。

・で、そこで咲太は変に慰めたり配慮したりしない。TUEEEE。でもその自信は、あの手紙があったからこそ、なのかな。それにしても鳩サブレーのカンカンに手紙入れるの定番ぽさがあってよいよね。

・なんだかんだで頑張り屋なところ、のどかも麻衣さんもよく似ていて、そこに「ほどほどに頑張る」という価値観をもたらす咲太、いいバランスだと思う(真島)。家族だからこその愛憎、嫌いになりきれないアンビバレンツな感情や見えなくなるものがあって、そこに第三者としての咲太がいてくれて本当に良かった。たぶんあの姉妹とダブル母親だけだったら決定的にこじれてた。

・原作がきっとそうなんだろうけど本当にのどかのひとことでは表せない複雑な心情が丁寧に描かれていて、それをちゃんとアニメが丁寧に扱っていて、本当に素晴らしい映像化だと思った。

・声優さんたちがすごい!入れ替わったときとそうでないときで、明らかに演じ分けてる。だからのどかの外見なのにちゃんと麻衣さんが入ってるってわかる。

・劇中歌のBABY、いい曲じゃん。

・ED、お姉ちゃんに会いに行くのいいな…毎回あの浜辺は、彼女達の想いを描いてるんだろうな。

・かえでが制服着てて何が起こった!? 猫の件もまさか伏線じゃないよな……咲太パパも出てきて(梓川家もなんだかんだで複雑な家庭事情ですよね)いよいよ妹ちゃん編がすごく気になります!



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