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とても良い

冒頭の、ヴァイオレットがギルベルト少佐の目と同じ色をしたペンダントを前に胸を締め付けられる仕草をし、これは何?と自問するシーン、
それは愛だよっ!とツッコミたくなった。この伏線は、ラストですべてが明らかになったとき振り返るのでは。

よく見ていると、足や手の機微で各キャラクターの心情が表現されており、この控えめな表現が逆にグッとくる。巧みな演出。
ウォッチング中佐やティファニー夫人など各キャラの心情まではっきり読み取れて切なくなった。

タイトルに入っているくらいなので、ラストには少佐の意を組んでエバーガーデン家に戻るのかな。と思ったけど、途中、中佐から『エバーガーデン家から身元引受人にはなるけど…』って話が出てるので、戻ることはないのかな。せめて和解できるといいな。

ヴァイオレットの感情はあるが自覚がなく、一見すると冷血に振る舞っているように見え、ときに情動に駆られて動く、というのは実にアスペルガー的な振る舞いだなぁと。そう思うと、現代にも通じる話なのではと。

中佐はヴァイオレットの良き理解者で父のよう。物語後半、中佐のセリフが超カッコいい…。
『これから色々なことを学ぶけど、知らない方が楽に生きられただろう』
『自分がやってきたことで自分の体が燃えている』
戦争で殺人を繰り返したことによる多くの罪や、腕を無くすなど傷、を背負っていることを意味してるのかな。(このあとの回想シーンを見る限りではそうとれた)。
また、今回のティファニー夫人とのやりとりでは、自らの発言で、自らの評判を下げていた。炎上のような行為を意図せずしているわけだけど、これも含まれるのだろうか…。炎上で自らの体を燃やす…、なんだか現代にも通じる話なのではと。
ヴァイオレットが感情を理解したとき、心に受けるダメージは底知れないものがある。

犬のぬいぐるみを放り出して、屋根の上で義手の動きを確かめるシーン。ヴァイオレットは何を思っていたのだろう。
と思ったら、直後の少佐とのやりとりで答えが出ていた。命令に従うしかしなかった(犬と呼ばれた)少女が、自らの意思で動き始めていることを暗に示していた模様。実によく練られた構成。

OP、ED曲ともヴァイオレットの心情を言葉にしていて良い。



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