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全体
とても良い
映像
とても良い
キャラクター
とても良い
ストーリー
とても良い
音楽
とても良い

・果たして罪人は許される日が来るのか?→現代日本における犯罪者に対する過剰なバッシングともリンクする作品
すごく現代的な題材の作品ですよね。
罪を犯した側の少年を主人公にし、その贖罪の物語を描ききる――圧巻でした。

・まわりの人はみんな『✕マーク』だらけ→『✕』は『罰する人々』という意味か
これが映像演出として効いているんですよね。
最初✕マークだからの学校を見た時はゾッとしました。

・永束くんがいいキャラ!→ちょっとクサイところもあるけれど、言っていることはすべてまっすぐで正しい
『かつてイジメっ子』にして『イジメられっ子』だった将也。
そんな将也を救う存在として、永束くんはとてもいいキャラでした。

・西宮もまた罪の意識に悩まされていた→罪を背負いあった二人
『イジメで西宮を傷つけてしまった』将也と『自分のせいで全てが壊れた』と悔やむ西宮。
そんな二人が終盤の展開を乗り越え、やっと友達になれたシーンにはホッと安心しました。
『壊れてしまったものを治すため』駆けずり回る西宮の姿にまた涙です。

・✕マークが剥がれていくラストシーン→『もう罰する人はいないよ』と言う許しと涙。自分の中で一番美しいラストシーン
こんなに美しいラストシーンがあるのか、感激しました。
罪は償えば許される、過去に罪人であっても、幸せになっていいんだ。
そんな制作側からの強いメッセージを感じました。



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