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全体
とても良い
映像
とても良い
キャラクター
とても良い
ストーリー
とても良い
音楽
とても良い

一口に感想を纏めるのが難しいくらい、色んな要素がギュッと詰まった面白い作品でした。
アニメーション制作を通して、「創作とは何たるか」をガツンと視聴者にぶつける様な内容でしたが、それが一意では無く十人十色の「創作や表現の在り方」を見れたのが、この作品のミソだと思います。

メカニックや設定にこだわりを持つ浅草氏に、動きや表現方法に心血を注ぐ水崎氏、利益を出すこととマネージメントに長ける金森氏・・・
メインキャラ3人だけで既にこれだけの「こだわり」が存在するのに、美術部やロボ研、音響の百目鬼氏など、この作品では膨大な人物の「こだわり」や「ポリシー」が描かれています。
そうしたこだわりの重なり合いの中で、少しずつ映像が完成へと向かっていく様がほんっとに面白い!
「創作とはこういうものだ」と押しつけがましいものではなく、「こういうこだわりも面白くない?」といった少し力の抜けたスタンスなのもこの作品の大きな特徴であり、私がこの作品が好きになった理由の1つです。

創作を「する側」に立ったことがない私にでも、創作の楽しさの入口を見ることができる作品でした。

メモ
Date:2020/1/14-2020/3/23
Ranking:3/10



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