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スバルとエミリア、二人の気持ちのすれ違いが、あんな結果になるなんて……もどかしくて、とても悲しい。二人の気持ちがわかるだけに、本当につらい。
スバルの気持ちは本物、それはエミリアもわかってる、わかりたいんだけど、自分との約束を守ってくれないのだから、信じたくても信じられないのは当然。本当にやさしい娘だな……。

ユリウスの行動は筋が通っている。おそらくラインハルトは騎士としては変わり者で、やさしすぎるだろう。でも、ユリウスは陰険だよなあ。スバルが降参すれば、あそこまではやらなかったかもしれないけれど。しかし、騎士団との対峙のシーンと合わせ、王国という巨大なシステムの前では、スバルの力はあまりに小さすぎることを印象付けられた。

これまでのように自由には動けず、エミリアの気持ちも離れてしまった。たいした力を持っていないのはこれまでと変わらないけれど……どうする、ナツキ・スバル。



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