Annictサポーターになると広告を非表示にできます。
良い

前回が見えないものを感じ取る内容であるならば、今回は見えるものを疑う必要性に駆られる展開
リヴォルヴァーが突如壊れたことについて、ミスタは必要以上に気にしなければなくなる。ボスに因るものか、金属疲労か。どちらの理由によるものかで対応が全く変わってくる
また、レクイエムの能力は魂を入れ替えることかと思いきや、能力には先があり別の生き物に変えるという見えるもの全てを変質させてしまう能力。更にピンチの度合いが上がってしまい、恐怖によって正しい判断が難しくなり、余計なものまで疑ってしまう状況

そんな局面でジョルノが示したのはディアボロが自分達の中に潜んでいるのではないかという仮説。壊れたリヴォルヴァーを現状を疑う証拠として提示し、更に確かめる為には相手に近づき触れる必要があると説く
見た目が入れ替わっている状態でもブチャラティ達は言動から中身が信頼できる仲間であると確信していた。しかし、ジョルノは信頼が有っても尚疑おうとする。そうなれば、ミスタもジョルノの中にディアボロが居るのではないかとジョルノを疑い返す
ラスボスが近くにいる状況で眼の前の味方を疑うなんて嫌な状況である

そういった意味ではディアボロが出現した際、ミスタから現れたように見せたのも仲間を疑っていたジョルノ達の視線を誘導するためであり、ジョルノ達は一度見えるものを疑わないと本当は誰から出現したのか察知できない。対応が遅れる

レクイエムを倒す為には見えるものを攻撃するだけでは駄目。レクイエムは視認した人物の影のような存在であり、眼の前の光景を疑い自身の背後にこそレクイエムの核が存在すると認識した時ようやく撃破できる

矢を拾おうとした際のミスタの銃撃をディアボロは予知した上で回避した。これは既に見えている光景に対応したもの。しかし、ディアボロは敵が見える範囲以外に居ることを思い出さなければいけなかった。見える光景を疑わなければいけなかった。だからトリッシュの足掻きによって矢を取り逃してしまう

ただ、これで終わらないのがラスボスの所以。時を飛ばす能力を持つディアボロはトリッシュを始末する、矢に追いつくという2つの行動を同時にこなしたことで矢に近づいてしまう。
このままでは希望の象徴である矢を先に手にするのはディアボロになるように見えるが、何かこの光景を疑える要素が有ったりするのかな?



Loading...