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良い

エミーリア初絡み回。以前からチラチラ登場していた彼女がどういう形で話に絡むことになるかと思いきや、既にボードゲームカフェの営業を手伝っているのね
ゲームの本場ドイツ出身でボードゲームカフェで働く。これは羨ましい環境だね

今回登場したゲームはケルトとドブル。前者がゲームに慣れ親しんだ者ほど楽しめるものであるのに対して、後者はゲーム初心者が複数人集まってやるにはうってつけのゲームな印象。2つのゲームの方向性は違っている
でも、その違いが四人だけでゲームを楽しむシーンからみんなでゲームを楽しむ文化祭のシーンへ上手く繋がっているように思える

ケルトでは案の定エミーリアと翠がゲームの要領を掴んだプレイングを披露し、最後には翠が勝ってしまう
負けたことがないと自信を持っていたエミーリアがそれでも翠に負けたことを喜んだのは楽しくゲームできたことを喜んでいるからだろうね。だから負けた綾にも丁寧にフォローできる

Aパートで自分達がボードゲームを通した楽しいを体験できているからこそ、Bパートでの不特定多数の人を楽しませようという感情に繋がっていく
人が来ない環境もSNSでのメイド服宣伝で切り開くし、人手が足らなければ田上だって頼るし、人見知りな美姫だって接客に回る
やってくるお客にボードゲームの楽しさを知って貰いたいからこその行動だね

美姫は慣れない接客の中でドブルの楽しさを伝えるだけに留まらず、シンボルの呼び名のあやふやさに悩む吉岡にもゲームの楽しさを伝えようと助言を重ねていく
にっこりウニなんて日常の中で耳にしたら変としか思えない呼び名もゲームの中では楽しさの発見に繋がる
美姫が「それでええんよ」と吉岡の呼び名を褒め認めるシーンは良いね

蓮が全体を取りまとめ、会長が足りない部分をフォローし、翠たちはボードゲームカフェを無事にやりきった
何人もの人々の努力の上に成り立ち、大勢に楽しさを提供する。ゲームの本質が見えたような回だったね



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