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とても良い

恐怖などのネガティブな感情に迷う成幸やうるかに真冬や文乃が諭す回

上手く泳げない成幸に対して真冬は上手く泳ぐ方法ではなく、恐怖への向き合い方を指導する。その上で自分が手を握っているから失敗しないと安心させ成幸に成功体験をさせる
大会を前に緊張感を語るうるかに対しても無理に平常心になる事を下らないと切り捨て、むしろ緊張感やプレッシャーが高いパフォーマンスを出すのに役立つと教える
真冬は泳ぎをする上で邪魔となる感情を取り除くのではなく受け入れる事を提案する。きっと真冬もこのような恐怖や緊張を受け入れて舞台に立ってきたからこそ言える言葉だね

後半もそれを応用するような話が展開される
うるかは海外留学の話を前にして、才能を伸ばすために海外に行くことも好きな成幸と向き合うことも決断できない
一方の成幸も余所余所しいうるかの態度の理由を本人に聞くことも出来ないし
そこで間に立つのは毎度の文乃さんだね
文乃は二人の想いを聞いた上で、二人が抱える別の想いを引き出せる。成幸にはうるかに彼氏ができたら、遠くへ行ってしまったら寂しいという感情を受け入れさせる。うるかにはあんまり避けてると別の誰かに取られてしまうと送りかけた代わりに成幸にうるかの嘘をバラす。
今後のうるかと成幸が本心で向かい合うしかなくなる状況を作り出す

水泳の才能を伸ばす為に海外留学すると決め、成幸と過ごす日々を大切にする為にこれまで通り接すると決めたうるか
恐怖や緊張感、躊躇や怯え。そういった後ろ向きな感情を受け入れても先に進もうとする意志があれば良い結果を導き出せる。そんな事を感じさせた回だった



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