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良い

今更だけど羽鳥の両親が人形状態から回復していたのは紗名と力が相殺されたから?その割には一度目の衝突の際には回復しなかったような…
後、ワンダーランドが暴走を止めた理由って本当に蔵六に説教されたからなの…?

蔵六と早苗の姿勢が相変わらず素敵。早苗はワンダーランドの滅茶苦茶な在り方を楽しんでいるし、蔵六はワンダーランドの奇妙さを見たことで紗名がこれまで歩んできた道が平坦でなく色んな人に助けられてきたことを理解し、自分もそうだったと言う。早苗もこれに同意する。つまり紗名と自分を同等に考えたということ。
こんな騒動に繋がったのだから紗名はこっぴどく怒られるのかと思っていたけれど、それをしなかったのは今回の騒動は紗名にとって避けられない事態で必要なのは紗名に怒ることではないと思ったからなのかな。で、自宅に土足で踏み込んだのを怒ったのは避けられる事態だったからか

紗名と和解し、自分の心に素直になれたことで歩にも謝れた羽鳥。更に蔵六が別れ際に「確かにお前さん達は償わなきゃならんな。それは変わらん。だが、味方はいる。困った事が有った時いつでも連絡しなさい」と言ってくれたのは自分のやらかした事に耐え切れず暴走してしまった羽鳥にはとても響く言葉だろうね。そして家に帰れば両親が自分が居なくなった事をとても心配して探し回っていたことを知ると
一方の親にとっても羽鳥が居なくなった事で改めて羽鳥の大切さを思い知ったのかもしれないね。近いからこそ見えず離れたからこそ見えてくるものもある
変わらず羽鳥は危険な力を持ったままだけど、こうして自分を心配してくれる人が周囲にいると理解できた事で安定していくのかな

ラストに政府がアリスを認めたのも大きな意味で言えば羽鳥や紗名の成長を見守る人が増えたと捉えることも出来るのかな

終わり方としては綺麗ではあるんだけど、原作がまだ続いているせいか未消化な部分もあってどこかもしゃもしゃしてしまう。
けれど全体で見ればアリスの夢を有する未完成な子供たちを蔵六を含め心暖かな人々が見守る作品として非常に楽しめるものだったと思う



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