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とても良い (5.0)

連合王国軍の急襲部隊に属していた元協商連合軍のアンソン大佐を含めた大隊の襲撃を受けたターニャ達。
条約違反も厭わぬ、執拗なまでの猛追に、さしものターニャ達も数的にも劣勢で苦戦する。
特に大佐の執念は尋常じゃなかったね。

追い詰められたターニャの前に迫る大佐の「狂気」は、やっぱり存在Xの「啓示」を受けしものだったようだ。
ヴィーシャの加勢とかつて対峙した際に「戦利品」としてターニャが使用していた、彼の娘から送られたイニシャル入りの短機関銃で射抜かれ最期を迎えたかに思えたが…
彼の執念と「存在X」の介入によって、ターニャを巻き込んでの自爆…咄嗟の防御膜全力展開で奇しくも難を逃れたターニャだが、完全な無傷とまではいかなかったようだね。

急襲部隊も撤退し、戦局は一気に共和国軍掃討戦に移行「停戦」に持ち込む。

帝国軍上層部も、203部隊も含めた全軍が勝利の美酒に酔いしれていて、勝手に「停戦」から戦意を失った共和国が折れて「終戦」になると思い込んでいたが…
共和国の「抵抗の芽」は摘まれるばかりか寧ろ、芽吹き開花しようとしていたんだね。
その意図に気づいたターニャが、この危急を上層部に訴えたが聞き入れられず「終戦」に向かうはずの情勢は一変しつつ有る…

「軍人である以上、上からの命令は絶対」「命令不服従は銃殺も」、これらのルールに縛られて望む「安泰」がまたも遠ざかる。
ターニャはこの苦境にどう「抵抗」するのだろうか?
次回は最終回、様々な思惑、戦争の結末、存在Xとの決着の行方…どう締めるのか興味深いね。



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