されど罪人は竜と踊る
浅井ラボ・小学館/「され竜」製作委員会

されど罪人は竜と踊る

285
視聴者数
51.44%
満足度
104
評価数

基本情報

タイトル (かな)
されどつみびとはりゅうとおどる
タイトル (英)
Saredo Tsumibito wa Ryuu to Odoru
メディア
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あらすじ

自然現象・物理法則の再現、物質の生成を超物理的に行うための化学体系〈咒式〉。この咒式によって、人類はかつて〈魔法〉として恐れられた力を自在に操ることに成功。〈咒式〉は生活のあらゆる分野に恩恵をもたらし、跋扈していた〈竜〉や〈異貌のものども〉すら駆逐する勢いで、急速な発展を遂げていた。
咒式を使い、問題解決と賞金稼ぎの生業に明け暮れる、ふたりの攻性咒式士、ガユスとギギナ。混沌とした国境の街、エリダナに咒式事務所を構える彼らに〈竜〉を狩る仕事が舞い込むのだが――。

引用元: http://www.tbs.co.jp/anime/sareryu/story/

スタッフ

浅井ラボ
原作
宮城
キャラクター原案
ざいん
キャラクター原案
錦織博
総監督
花井宏和
監督
伊神貴世
シリーズ構成
北尾勝
キャラクターデザイン
セブン・アークス・ピクチャーズ
アニメーション制作

動画サービス

評価
映像
良くない
音楽
普通
ストーリー
普通
キャラクター
普通
全体
良くない

アニメ化に際して範囲を1~2巻+前日譚に絞ったのはグッド。無理やり5巻ぶんを1クールに押し込もうとした『神さまのいない日曜日』が悲惨になったことを思うとこれは大英断。各キャラのCVも特に違和感なく聞けたし、特に若本のアムプーラはベストマッチ。
…が、それでも原作が情報量の多い部類であるため、尺が足りず、全体に描写不足かつ説明不足でいまいち盛り上がらないし、話の流れについていけないことも多かった。
例えば戦闘シーンだけとっても、原作では戦いの一つ一つに戦略があり、ガユスとギギナの命を懸けた戦いを表現していたのだが、アニメでは大幅にカットされてしまっている。1巻のブレナンテとの狙撃戦全カットを代表に、原作ではこの戦いだけでも凄い熱量があったベルドリト・イェスパー戦もニドヴォルクとの戦いの前座扱い、2巻の大禍つ式との戦いもサクサク終わってしまって、原作での死闘感はゼロ。原作では大技一つ撃つにもキャラクターの「戦略」があったのだが、アニメ版だと「倒せる技を持ってるなら最初から撃てよ」と思ってしまう。実質、原作の見どころの一つをオミットしてしまっている。
原作の見どころである凝った台詞回しも、アニメになると「戦闘中、強敵を前に、あるいは今にも死にそうな時にだらだら喋っている」という描写になってしまい、違和感が強い。
作画は全体にヘナヘナで、ギギナ・ガユスの作画はかろうじて安定しているもののそれ以外は微妙。よりによって各巻のクライマックスの作画が悪く、イェスパーのヘナヘナでペラい「九頭竜牙剣」や、ペラペラな作画のヤナン・ガランがギギナやイーギーをポンポンふっとばす画は笑えてくるレベル。総合すると、しくじったラノベアニメによくある「原作既読者には物足りないが原作未読者にはついていけない」というパターンに嵌ってしまっている。正直に言えば、原作は良かっただけに期待外れ。1クールだからと惰性で見ずに切るべきだったと若干の後悔。

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