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ぷーざ
@pooza

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良い

再放送の視聴をゆっくり進めている。
原作にない回ということもあり、失礼ながらオチをすっかり忘れてて新鮮だった。そんなわけでネタバレ指定。

プリマウンディーネではない半人前の灯里を、あえて指名したワケあり客、その名はアマランタ。地元民である灯里以上にネオヴェネチアに精通していた客の正体、不気味な「伝説の抜き打ち検査官」などではなくw、普通の常連客だった。
見習いとはいえ、観光案内を業とするの灯里以上に街のことをよく知っていた常連客。そのアマランタを相手に、「自分を指名した顧客をもてなすことが出来なかったのではないか?」と反省する灯里。それは杞憂だったけれども、この葛藤は佐藤順一監督の前作「カレイドスター」にも通じるサービス論。
この案件をきっかけに灯里は、プリマウンディーネへの昇格という目標を、以前以上に具体的なものとする。「終わらない」そして「不変」と思われたARIAというシリーズだったが、3期はそれを「畳む」目的をもった物語であったと実感する。

オリジナルエピソードだが、原作の世界観もよく踏襲している上、シリーズ構成の目的にも沿っている。これほど手腕、この回の担当はやはり吉田玲子さん?
ARIAはEDに脚本担当が載らない為、改めて調べみたが、そんなことはなかった。Wikipediaによれば、吉田さんはラスト2話のみ担当。原作は既に完結していた為、この2話に全力で対応していた頃だったのだろうと察する。



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