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良い

今回は人同士、被造物同士での会話が抑えられた代わりに人と被造物による会話が目立ち、これまで行われてきた歩み寄りが如実に現れているようで面白い。特にセレジアと松原はお互いの立場や責務を意識した上での会話であるためかその傾向が顕著。
寝ているせレジアを見守る松原の表情は親のよう、戦闘時の改変を称える際はまるで命運を預けあった相棒のようだけど、作品にもっとお話を盛り込もうと話し合う姿はやっぱり創造主と被造物なんだよね

瑠偉が颯太を慰めたのは少し意外だった。初登場時の印象からあまり配慮とか出来ないタイプかと思っていたよ。これも彼が作品から飛び出たことで変わった部分の一つなのかな。
「ここに来てあの世界を何とか出来るのは結局僕だけなんだってはっきり判った」と「僕らと違って自分の行く場所を自分で決められるって事」等の台詞は一歩を踏み出す決意をしてもまだうじうじが抜けていなかった颯太にはとても響いたよう。今の颯太がしなければならないこと、出来ることはアルタイルの創造主シマザキセツナについて語ること。それを苦しみながらも決意できた颯太は偉いね

「同じものを見て一緒に喜んだりする人が居なかった」と颯太は言うけれど、多分セツナも同じ思いを抱えていたのかな。他にも、キャットウォークみたいな場所に行き、落ちそうになったのを引き上げた時に感じた冒険心含め、二人には共通点が多いように思うけれど絶対的に違ったのが絵師としての実力。
恐らくセツナに恋をしていたであろう颯太にとって他の部分で近さを感じる分、あまりにも絶望的な差であるように感じられたのかもしれない。

ここまでの話だと「僕が殺した」とまで言い切れる行動は無いように思うけれど、この先の話で颯太は何か決定的な失策をしてしまったのだろうか



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