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普通

ロザミアの身体検査シーンは当時としちゃ時代を先取りしすぎていやしませんかね…?

ティターンズはまたしても毒ガス作戦を決行。ストーリー上それ程必要性のある作戦とは見えないだけに、正義を語るバスクの言葉が非常に空虚なものに聞こえてしまう。同時にエゥーゴを裏切っておきながら、そんなバスクに従わざるを得ないレコアの価値も下がって見える

カミーユはなんだかんだ言って正体不明のロザミアを可愛がっていたんだなぁ。初対面時は警戒している様子がありありと見て取れたけれど、今回は本当の兄のようにロザミアに話しかけていた
思い返せばカミーユはただでさえ愛情の薄い家庭で育ち、戦場の中で両親を失った。家族愛に飢えていただろうカミーユにとって強化人間の可能性が高くても「お兄ちゃん」と自分を呼び慕うロザミアの存在は手放したくないものだったんだろうな。
それだけに唐突なロザミアの裏切りはキツイだろうな。強化人間という括りで見ればフォウを失ってそれ程時間も経っていないし

……そんなカミーユの事情を知っている筈のファが、ロザミアの裏切りを知り「あの女が行ってくれた」と呟く様子には空恐ろしさを感じてしまったよ。



良い

カレンの忠犬化が進んでる……。親衛隊長という特別な立場に任ぜられて嬉しそうな。日本人でありながらブリタニアの騎士に任ぜられて目標へ近付いた筈なのに硬い表情を崩せないスザクとは対称的である
おまけにディートハルトに吹き込まれたとはいえ、ゼロのためにナナリー主催のパーティー会場でスザクを暗殺しようとまでするなんてなぁ。それでいてゼロがスザク捕獲の方針を打ち出したら安堵する辺り、ゼロの為になるなら自分の感情は捨て置き何でもするという想いが炸裂している印象
そんな彼女にとって唯一の懸念はC.C.の存在だろうか。黒の騎士団再編によりそれぞれの立場が明確になった中でゼロの近くにいる人物でありながらC.C.は無役のままで正体不明。C.C.はC.C.で特別な立場であることが明確になる

騎士になったスザク。立場は明確になったはずなのに彼の内面はまだまだはっきりしないようで。ユーフェミアの騎士になった初仕事は警護ではなくこれまでと同じく黒の騎士団との戦い。ゼロの誘いも撥ね退けているようでいて実際は考えないようにしているだけ。
だからこそルルーシュが苦し紛れに掛けたギアスが変化のきっかけになるのだけれど

ラストにシュナイゼル登場。
今回ゼロはスザクを捕獲するために罠のある場所まで誘導したが、そこまでの黒の騎士団にとって都合の良い流れこそ罠であったことは明白。その策謀や妹が騎士にした人物を平然と囮にしミサイルやらビームやらぶっ放すスタイルはいきなり強烈な印象を叩き込んでくるね



普通


普通

自身の道を決定付けるような選択を迫られるスザクや藤堂達。その中で唯一ルルーシュだけはスザクをナナリーを守る騎士に出来ると信じて疑っていなかったが……

ゼロは藤堂が7年前に起こした奇跡を情報収集の結果と表現した。つまり情報が揃っていれば逆境を打ち破れるとも言えるし、逆に情報が揃っていなければ正しい選択なんてしようがないとも言える
スザクや藤堂達が迷いながらも正しい道を選べたのは必要な情報が揃っていたから。対してルルーシュは迷いなく選択したつもりでも白兜=スザクという肝心な情報を知らなかった。だから白兜を倒せるはずの完璧な作戦も失敗しナナリーの傍にスザクを置く計画も破綻する
ラストの笑い声がかなり悲壮感に溢れているね

今回も運良く人を殺す役目から逃れることが出来たスザク。ご都合的な展開とも言えるが、彼が人を殺さない道を模索し続けた結果とも言えるのかな。
藤堂に語ったスザクの主張は、大国への反逆を目論むルルーシュが主人公の作品では世間知らずで大言壮語に思えてしまう。けれども、その道を選んだことに微塵も迷いを見せないのは偉いね
実際、彼はこれまでの努力や誠実さが認められてユーフェミアの騎士に選ばれたのだから大きすぎて実現の見込みが見えない目標に少し近づいたことになる

ルルーシュとの記憶が欠落した影響でモデルとなったルルーシュの顔が描けないシャーリー。机の間から見つけた写真はルルーシュが写ったもの?こちらもこちらで早くも破綻を迎えそう



とても良い

チセの怪我によって異形の姿になったエリアス。カルタフィルスが従えた生物を食い散らかす姿は化け物としか言いようがない。対するカルタフィルスも人間の姿であるが、ウルタールの一件から変化を感じない見た目やぶっ壊れた内面は化け物そのもの。
まさに化け物の競演としか言い様がない状況だけれど、決定的に両者が異なっている点は傍に誰かがいるかどうか。チセがエリアスを支えているのに対し、カルタフィルスを支える者は誰も居ない。エリアスは日常を思い出させるようなチセの言葉で元の姿になるけれど、カルタフィルスではなくヨセフだという彼はあんな体質になった原因すら忘れてしまっている
だから、あの場面ではエリアスよりもカルタフィルスの方が恐ろしいと感じてしまう。そもそもイザベルの亡骸を使ってキメラを使っている時点で疑いようのない正しい道から外れた存在としか思えないけど

自分が犬だったことを忘れ彷徨っていたユリシィ。本当の自分を思い出しチセによって新しい名前を付けられた彼が最初にした行為が以前の主人を眠りに返すことだったのは、ウィル・オー・ウィスプの言葉を借りれば既に死んでいるイザベルに子犬のように甘えることを辞め新しい道を進むと決意するために必要な儀式だったと取れるのかな

カルタフィルスの非道な行いに怒りを覚え暴走し掛けたチセを今度はエリアスが止めた。エリアスを止めるチセの描写が前半に有ることでどちらかだけがもう片方を支えるのではなく、エリアスとチセが互いを支え合う関係になったことが今回の内容からよく判る
ここに新しい家族として加わったルツ。チセがユリシィの過去を見たようにユリシィもチセの過去を見たのだろうか。使い魔の利点に挙げられていたように、彼はこれからチセを支える存在となるのだろうか?

凄惨な事件であっただけに一緒に帰ろうというチセの言葉がとても穏やかなものに感じられた



良い

まさかの担任の対応に絶句。マジかよおい……。ひなたに原因があるどころかひなただけが悪いと言っているような担任の言葉はとても受け入れがたい…
保護者面談が開催されるかもしれないとか、どれだけ視聴者を追い詰めに来ているんだこの作品は……
それでもひなたを支えようとしている人は何人も居るし、ひなたの保護者であるあかりも零は助けると誓った。だから最後には川本家の皆は笑顔になる解決が訪れると信じたいな

いじめ問題が発生してから熱血系になってきた零。一人で決意を叫んだ前回より更に熱血度を増してあかりにも大声で宣言。その成長は目覚しく頼りになると感じさせるものだけど、この時零が感じた純粋じゃない欲とは「誰かに必要とされたい」よりも一歩進んだ感情だろうか…。
これまでは暖かい家庭の象徴として川本家を大切にしてきた零。いじめ問題によってひなたやあかりを守る決意をしたことで、家庭の象徴である川本家を大切にする想いが「家族を守りたい」という想いに変化したのだろうか?
思い返せば零ってこれまで、誰かを守る立場に立った事って無いんだっけ。誰かを守ろうとする、気遣う強さを手に入れていた零。いつの間にかひなたやあかりだけでなく二階堂からもありがとうと言われるような一人前の人間になっていたんだね

東のイライラ王子こと蜂谷との対局。あの集中が難しい状況でよく戦えたものだと見ていたらお隣さんからまさかのクレームが。これってコメディ描写になっていたけど、ひなたが受けた境遇に似ているような?
「ブンブン言わさず仕留めるしかないの」という柳原の言葉が案外いじめ問題解決のヒントになったりするんだろうか?



良い

やはりアイマスシリーズ伝統の合宿所だったか。ラストに登場した765や346の色紙に315の色紙が並んでいる光景が印象的。
765の色紙に対してJupiterのリアクションを見たかったかも。

枕投げに興じる未成年組、ビールを嗜む大人組、特訓チーム分けなどこれまでユニットごとの絡みが殆どだった本作で、既存チームをシャッフルして他のユニットメンバーとも盛んに絡ませるこの回の内容はかなり貴重だったんじゃなかろうか。



普通

属性はアイドル、素はウザカワ系(男)のひでり登場
原作読んだ時はそれ程好きになれなかったキャラクターだったんだけど、アニメになると印象変わるな~。特にちょっとした時に男性よりの低い声を出すシーンなどで思わず感嘆してしまった
見た目は可愛い系だから麻冬や美雨に弄られる役が出来て、男性でもあるからディーノや秋月と絡むことも出来る。見直してみれば万能型のキャラクターであったことを今更認識。恋愛モノのヒロイン枠キャラではないから、妙なあざとさが無いのも好印象

本人は農家を継ぐのが嫌らしいけど、農業アイドル(男の娘)とかも有りだと思うんだ



良い

センター試験当日が大雪だったりした日にはもっと取り乱したっておかしくない。けれども本作では周囲が協力的だし美緒もパニックに陥っていない。それでも泣きそうになっていたのは確か。
そんな局面で「偶々通って」なんて言いながら現れた瑛太は格好良すぎるよ!その後も試験が遅れることに気付かせたり問題を出して落ち着かせたりとMVP級の働き。今回の行動で主人公の評価が反転した!
4話の時、美緒に対しとっさに言いかけた言葉を引っ込めてずっと見てたんだからと言っていたけど、その言葉もそれはそれで真実だったんだなぁと今更理解

前回ラストの恵那が抱きついていた場面、遂に瑛太が写真使用の許可を出した瞬間だったのか。その理由は恵那が写真部に掛ける想いを知った為なんだけど、その辺りの動きが前回ではなく今回描かれたことで、瑛太が恵那と美緒を助ける描写が同じ回に存在し恵那と美緒が対立するまでの流れがよく理解できるようになっているね

陽斗が葉月を誘う瞬間、仲良くなっていく光景、瑛太が恵那を背負う姿から目を逸らしてきた美緒。正面切って瑛太をデートに誘ってもいいかと挑んできた恵那に対して目を逸らせないまま駄目と言った。
対する恵那も待っている間に覚悟完了した様子がLINEと実際に会った際の言葉遣いの違いから察せられる
次回から本格的な三角関係が始まるのだろうか?期待してしまう



良い

前回辺りから黒の騎士団でディートハルトの影響が強くなっているように思う。対ブリタニアを有利にすすめる為に多少の演出を必要としていたゼロにとってディートハルトの遣り方やサポートは有用なんだろうな。ただ、そうなると元々日本で抗戦を続けていたメンバーの不満は高まりそう。

マオは生きてたのか。視聴済みのはずなんだけど、マオ復活の流れは全く覚えてなかった。
してやられた恨みからターゲットをルルーシュに変更。ナナリーを誘拐したまでは良かったんだけど、やはり詰めが甘い。スザクの助力も有ってあっさりとルルーシュ勝利。せっかく心を読む力があるのだから、それを活かすためにも効果の範囲外に居たら駄目だろうに。

そう言えばルルーシュとスザクが組むのは猫事件以来か。あの時は結果的に協力した形になったけど、今回は真っ当な共闘。「僕とルルーシュが組んで出来なかったことはない」とスザクが豪語するようだけの事はある連携っぷり。監視カメラのマシンガンより早く動くスザクは人間辞めてる
記憶を無くしたルルーシュが策が無いままマオのもとに向かうのは違和感があったけど、記憶をなくすだけでなく「何の策も思いつかないままマオと対峙しろ」とでも自分に命じていたのだろうか?

マオは人の心は読めるがC.C.の心は読むことが出来ない。だからC.C.がマオに想いを伝えようとするなら口に出して話す必要がある。前回はマオが自分の想いを押し付けてきたためにできなかったその行為が、マオが話せくなった時になってようやく出来たのは何とも皮肉な話。結局この二人は何処までいっても理解し合うことができなかったんだろうなぁ

ゼロの正体に繋がる手掛かりを入手したい扇はヴィレッタを匿いつつ監視。けれども端から見ればリア充爆発しろとしか言いようがない状況ですよ?



普通


普通

桜井はあのネトゲに逃げ場を求めていたのか。「俺じゃない自分で居られる居場所」って本当に彼の過去には何が有ったんだ?
森子は言わずもがな、藤本も現実とは異なる居場所をネトゲ空間に求めている雰囲気が見えるけれど、桜井はそれよりも重く求めている様子。リリィというアバターをロールすることが目的だから、林=森子と判明してもそれを追求しないのはリリィという自分とは別の自分を守るためか

小岩井がネトゲを始めるのは予想していたけど、色々と予想外過ぎた(笑) 他のキャラはリアルとネトゲで声が違うのに小岩井だけそのままとか衝撃的すぎる(笑)
見た目もアレな感じで出落ち感満載

森子からの素直な感謝や小岩井の接近を受けて桜井の我慢がそろそろ限界?
又、小岩井に合わせて森子が新たに作ったキャラが桜井が知っているキャラに似ているなど、舞台は整い役者は揃った印象。次回は森子の過去についても描かれるようだし、これからクライマックスに向けて動き出すのかな



普通

シャーリーとの絆を失ってしまったことや未来の自分の姿をマオに見てしまったことでルルーシュはかなり苛立っているね。「捨てる時に何故始末しなかった!」はあまりに酷い言い草
それだけC.C.から与えられた力によって手に入れられる未来を信じていたということだろうか。

マオが幼い頃に心の声が聞こえるギアスを手にしてしまいC.C.に甘やかされるうちに依存するようになったのは理解できるとして、飛行機に持ち込むためにコンパクトにしよう!って発想はかなりぶっ飛んでる。
持ち込むと発言している時点で色々危ないのに更に小間切れにしたいと言う。結局彼は心の声が聞こえない人間としてC.C.を欲したのであって、心の声が聞こえない状態であれば自分を褒めるC.C.の声はエンドレスしているのだから生きている必要はないって発想に至ったのだろうか…?

マオとの戦いが終わったルルーシュとC.C.は相手を慰めるような偽りにも似た言葉で再びの契約を交わす。二人はマオのように相手の心の内を知ることは出来ない。だから相手を信頼するための手段として握手を行ったのかな
二人の将来はマオとC.C.のようになってしまうのか、それとも全く異なる将来が待っているのか、まだまだ見えてこない

前回からゼロを疑いだした扇。ヴィレッタの記憶喪失でゼロの正体への手掛かりは失ったけど、代わりにラブコメフラグを手に入れた。苦労性なタイプだけど妙な方面で運の良い彼の立ち位置は本当によく判らない



良い

今回披露された異形の形態を含めエリアスの正体はまだまだ見えてこないな。
チセも同様でエリアスの過去語りやアリスとの会話でエリアスの事をまだまだ知らず、エリアスをどう思っているかさえぼんやりしていると自覚。そう思うってことはもっと相手の事を知りたいという欲求の表れか。

チセとアリスは共通項が多いと見えた話。生まれてから何にも良いことはなかったが、師匠に出逢ったことで救われた。だから自分はどうなってもいいから恩を返したい。これらの点は現在の二人に共通する想いだろうね
ならアリスがレンフレッドに対して想っていることをチセもエリアスに対して同様に想っている可能性があるのかな。アリスは力強くレンフレッドへの好意を肯定したがエリアスに対して色々と無自覚的なチセはどうなんだろう
アンジェリカの指摘で指輪の持つもう一つの意味に思い当たり密かに赤面してしまうチセは可愛かったが

相手への想いに無自覚的という意味ではエリアスにも当て嵌まる言葉なんだろうね。これまでのエリアスの発言ではチセを便利で貴重な物であると思わせるようなものが幾つか有ったけど、前回の発言ではチセに嫌われたくないという想いが見え隠れしていた
そういった意味ではチセが傷付くことで自身が異形の形態になるほど思いを昂ぶらせてしまうなんて彼は想像もしていなかったんだろうな
次回、無自覚な二人の想いの摺り合わせがどのように行われるのか期待したい



普通

食事シーンが3回ほど有ったが、その全てで5人それぞれが違うものを食べたり飲んだりしていた点が印象的。それぞれがバンドを始めた理由も日々していることも違う。それが密着取材をする中で明らかになっていくのだけど、その違いを擦り合わしていくのではなく、互いの違いと良さを再確認していくような流れは素敵
違いは幾つ有ってもプロデューサーが言うようにステージ上では5人の気持ちが一体になっているのだろうね。その気持ちこそ「俺達と一緒に青春しようぜ」なのかな。そういった意味では四季は自分らしい何かはないと断言したけれど、High×Jokerの理念を最も体現しているのは四季であるように思える

それにしても今回のHigh×Joker、人数や高校生である点などからドーナツを食べているシーンがどうにもけいおんとダブってしまった

次回は合同ライブに向けての合宿回。ということはあの合宿所が登場?



とても良い

ひなたに将棋を教え始めた零。お互いに向き合う場だからこそ見えてくるものが有る。対局の中で零は自分の教え下手を再確認しひなたがこれまでとても気を遣ってきたことを察する。同時にひなたは学校の悲惨な状況を話せる。とても良い空間が出来上がっていた

ひなたの学校での状況は思わず共感しそうな部分がちらほら。学校空間から離れて久しい自分にとっては何でそんなものに囚われているんだと言いたくなるような部分もあったりするけれど、当事者からすればあの独特の空間で受ける圧迫感は本当に嫌なものなんだろうな
そんな中で高橋が話しかけてきた時は思わずこれで虐めが更に深刻になると危惧し事実その通りに展開したのだけど、高橋が予想の更に上を行く男気を見せた事に感動。ひなたが受けている虐めは酷いものだけど、彼女は周囲の人間に本当に恵まれていることが判る。でもそれはただ、幸運なだけじゃなく零の頑張りによるものやこれまでのひなたの思いやり溢れる人間性によって得られたものなんだろうなと思える

ひなたを養う?ために勝利に燃える零。熱血になっているだけでも珍しいのに遂には「新人王に俺はなる!」なんて何処かで聞いたような台詞を叫んでますよ。第一期の頃はこんな零を見ることになるなんて夢にも思わなかったな

遂に虐めが教師にも発覚。これで事態は好転するんだろうか?
あいつらに自分達が何したか思い知らせてやりたいと慟哭していたひなた。黒板の落書きを見て目が据わった彼女の逆襲は始まったばかり



良い

日焼けしている店員を見て店内を南国風に改装してしまう店長はアグレッシブすぎる。あの改装するためにどれだけお金を掛けたんだろう?

忙しさから客の前で地声で愚痴を言ってしまう麻冬が可愛いかった



良い

以前にも本作について行動と結果の関係性を含んだ感想を書いたけど、今回もその色合いが濃い内容。コードギアスにおいて行動によって得られる結果は左右されることは主要テーマの一つだったりするんだろうか?

前回の片瀬が自爆した一件、扇に疑われてしまったようで。やはり前回の作戦、ルルーシュは覚悟の再確認を急ぐあまり宜しくない作戦を立ててしまった気がするな。それにしても、扇がゼロから離反していく展開より先に女性を拾ってしまう展開をぶっこんでくる構成はどこか面白い。

ルルーシュが写真をばらまくシーン、最初見た時は何故写真を持ってきた(笑)と突っ込んでしまったけど、よくよく考えたら成田へ向かった時点でシャーリーの記憶を消すことをもう決意していた事で、自身に繋がる物証を持ち出していたのかも
それでも胸元に写真を仕舞っていたのはシャーリーの記憶を消す行為への躊躇の表れ?

もう一人のギアス保持者マオ登場。
駅でマオとシャーリーに挟まれたルルーシュ。シャーリーの狂乱がゼロと黒の騎士団の行動によって生じた結果であるなら、ルルーシュの背後に居たマオはギアス能力を使っていった先にある結果と見ることも出来るのかな
今回ルルーシュは大切な友人を一人無くした。このままギアスを使っていき、その道の先で大切な者を遠ざけたり繋がりを切っていくことで、いずれはマオのようにC.C.に縋り付くことでしか精神の安定を図れなくなってしまうような将来もルルーシュにはあったのかもしれない



良い

シャーリーの父親の死の原因を作ってしまったことで自責の念に駆られるルルーシュ。C.C.との会話で更なる覚悟が必要と理解させられ、その果てに立てたコーネリア打倒の作戦は効率的にコーネリアを倒すことよりも、作戦の途中で犠牲を発生させることを目的としているような印象を受けてしまう
ルルーシュとしては片瀬の犠牲を前提とする作戦を立案することで自分の覚悟を再確認するつもりだったのかもしれないけれど、あの作戦って落ち着いて考えれば自爆ではないと騎士団の面々にすら推測されてしまう気もするが……

今回はルルーシュだけでなく他の面々も選択の果ての覚悟が試された内容になっていた
正義や正しさの在り方にこだわり軍を内側から変えていこうとするスザクは更なる信頼を得るために無抵抗の者や降伏を宣言した相手を殺せと命令される。今回は命令を完遂せずに終わりコーネリア救助に向かえたのは運が良かったとしか言えないが
ルルーシュが黒の騎士団に関係しているかもと聞いたシャーリーは戦闘が始まっても真実を確かめるために埠頭に留まり続けゼロに銃口を向けた。あれは父親の仇を討つ意味と、ゼロの正体がルルーシュと知らないシャーリーがルルーシュを黒の騎士団から開放しようとする意味合いもあったのかな?それならシャーリーは選んだ道の先で正しく覚悟を示したということか

ルルーシュにとっての共犯者はC.C.であることは変わらないけれど、ゼロにとっての共犯者の位置に段々とカレンが収まってきた印象を受ける。
カレンもシャーリーの父親の死に関わったことで自分達の正当性に迷いを抱くけれど、ゼロの答えによって迷いを振り払いゼロの命令を忠実にこなす相棒のような立ち位置に。カレンだって片瀬の自爆に疑念を抱こうと思えば出来るはずなのに、それをする素振りさえないのはゼロと共に歩むことを決めたからだろうね



普通

曜日感覚無くなってたからって日程勘違いしてしまう森子……

桜井のスタンスはどうにもはっきりしない。紳士的な態度が目立ち森子への好意もはっきりしているのにそれを認めないし、森子の心に今以上に踏み込もうとしない。何か女性関係でトラウマでも有るんだろうか?小岩井が度々行う桜井を刺激するような言動はそれを意識したもの?

森子は年齢の近い男性と2日連続で飲み会をしたのは運の良い出来事と認識しているようだけど、今のところはぐいぐい来て会話も弾む小岩井の方が好印象な感じか。「桜井さん越しに見える小岩井さん」という発言は森子に好意を持つ桜井にとってかなりダメージの深い発言のように思えるけれど…。
「俺に出来ることはもう無い」と自らに言い聞かせても、森子の危機には大慌てで駆けつけてしまう誠実さが残る中途半端な状態。
リアルではそれぞれの関係性に変化の兆しが見えてもネトゲの中で林とリリィの関係性は変わらないまま。森子はネトゲ世界に我が家のような安らぎを見出し、桜井はネトゲ世界での林との関係に慰めを見出しているような…



とても良い

これまでエリアスはチセにとって仮の保護者のような立ち位置で描かれることが多かったように思うけれど、今回の内容でエリアスにも幼い部分があることが見えてきた。
正体がいまいち不明瞭だったエリアスは人間でも妖精でも精霊でもない半端者だった。チセが人間社会から弾かれたように、エリアスも魔術師から邪険にされ妖精からは忌み嫌われる存在。
チセはエリアスから必要とされなくなる事態を恐れているフシが有るけれど、同様にエリアスもチセが離れてしまうことを恐れている。チセにとってエリアスはようやく手に入れた家族で、それはエリアスにも言えることだったんだろうね。「僕らの家」という言葉がより深い意味を持った気がした

妖精の女王と王が登場。マシューとミナが人間の夫婦として登場したのに対し、こちらは夜の住人の夫婦。二つの夫婦の形を見たチセにとって参考になるのはどちらなんだろう?
ティターニアやオベロンの予想通りいつの日かエリアスと夫婦となるのなら、エリアスとチセという異形と少女の組み合わせはどのような形の夫婦になるのだろうね?
というか、目覚めてエリアスの傍に走り寄る様子とか子供発言で頬を赤らめる表情とか今回のチセは萌ポイントが幾つも有ったような気がするよ!

サイモンとエリアスが話す様子を見て、10年前にエリアスに買われてたら良かったのにと夢想するチセ。その後の将来を思い出させるようなエリアスの発言
死に憧れていたチセが生きることに目を向けた瞬間のように思えた



良い

担任ではなくなっても零の相談に真摯にのってくれる林田先生は本当にいい人だな

前回はひなたの身に起こったこと、その事態への家族や零の反応を中心に映していた。今回は林田先生を介して改めていじめ問題を客観的に取り上げていた。原作者や制作側が真剣にいじめ問題を描き出そうとしている意気込みを感じられた。
……それを将棋が主題の作品でやるのかとイチャモンを付けたくなる気持ちはあるが、本作は将棋を通して人間を描いていく作品であると捉えればこういった展開も有りか

人間の数だけ答えが有り、それが衝突し合ってしまうから泥沼化してしまうと言う林田。だからこそ当事者であるひなたの気持ちやどんな解決を望んでいるのかを聞くことが大事だという
そういった意味では暴走しかけている零はコミカルでは有るんだけど、何か妙な騒動を起こしそうで怖い。てか、対局料を纏めた紙を見てひなたを養うつもりなのかと一瞬勘違いしちゃったじゃないか。それくらいの熱量を零から感じるよ?

あかりとの会話。人間の数だけ答えがあるという言葉を裏付けるように、祖父があの場面で見出した力強い答えを前にして自分の考えを間違っていた、足りなかったと否定してしまうあかり。
でも祖父もあかりも等しくひなたの家族ではあるんだけど、母親代わりとしてひなたと接していたあかりと祖父では、ひなたとの距離感が異なるのだから出す答えが異なるのは当たり前。それを踏まえてあかりの気持ちに向き合い慰めてあげられた零は偉いな



普通

理由あってアイドルが本作のコンセプトであり、登場するアイドルたちは過去に全く別の職業に就いていたり、それぞれ事情を抱えていたりする
これまではそれぞれの過去については回想の形で語られていたから深く気にすることはなかったけど、現在進行形で描かれるとどうにもシュールな印象を抱いてしまう…。特に自分がサッカー好きな面も有るためか、将来を嘱望された双子ルーキーがプロ引退→アイドルデビューする流れは少し受け入れがたいかも

けれど全体で見れば、最高の舞台を目指すため二人なら出来る事、二人だからしたい事を迷わず選んだ享介と悠介の姿勢はとても素晴らしい

それにしてもプロデューサーは療養中の身で二人に対し全くスカウトをしていた訳ではないのに、有名選手をアイドル界に引き込んでしてしまうなんて有能すぎる



良い

はっきりしない状態や関係が徐々に方向性を見せてきた段階で新たな波乱の種が…

葉月からの誘いに対して陽斗ははっきりさせるのが怖いと返事ができず、その返事が来ない状況に葉月もモヤモヤ。
そんな中で瑛太、再びの一打席勝負。陽斗がホームランを打つか、瑛太がそれを阻止するかはっきりした答えしか出ない勝負は、もやもやした状況になりつつ有った登場人物たちにとって良い刺激になったようで
陽斗は葉月に返事をし、葉月は辞めたはずのトランペットを手に取り、美緒は長年溜め込んでいた想いの一部を吐き出せた。

第三者から見たら陽斗をあっさり振った葉月が「返事はちゃんと吹けるようになってから」とか「もう少し考えさせて欲しい」なんて言うのは都合が良すぎると感じてしまうけれど、当の陽斗はその言葉に大喜び。本当に葉月の事が好きなんだな
次の遊びの約束も決まったし、徐々に二人は近づいていくのだろうな

……そんな二人を他所に一打席勝負に負けた瑛太ははっきりしない状況が続き、それに恵那まで引っ張られてしまうのだけど
突如美緒と同じ大学を目指し始めた瑛太に押して駄目なら引いてみろ作戦が不発に終わった恵那の迷走感は危うい

恵那を背負う瑛太の姿を見てしまった美緒。初詣の際の遣り取りで瑛太の想いにはある程度気付いているはず。しかし、それは言葉にはされていなかったわけで。
今度はこちらではっきりしないもやもやとした三角関係が勃発するのだろうか?



良い

前回、C.C.の本名を知ったことでC.C.を信用できる大事な仲間と認識したルルーシュ。今回は名前を出さなければ顔すら出さないゼロの信用性が問われた話が中心

玉城他騎士団の面々はゼロに従いつつも顔を見せないことにより不信感がむくむくと。顔が見えないと何を考えているか判らないし、自分達が信用されていないのではとの疑念が浮かび上がってしまう。カレンはこれまでの実績を見てゼロは信用できると庇うけれど、ゼロが明らかに日本人ではないC.C.を「大事な仲間」と紹介したばかりだから穏やかではない
キョウトから来た桐原もゼロを信用できるか判断する為に顔を見せろと強要してきた点も併せて考えると、実はルルーシュが出方を間違えると黒の騎士団崩壊の危機が掛かった回だったことが判る
……そういう意味では騎士団員にはゼロの素顔を見せず、桐原だけ見せることで信用が担保される展開はご都合的ではあるのだけど

これまでスザクによって何度も提示されていたゼロの理念が間違っているのでは?という疑問
ルルーシュはスザクが自身と相容れぬ道を選んだ事から、スザクの考えが間違っているからゼロの理念が理解できないのだと突っぱねることが出来たが、今度はシャーリーからゼロは間違っているのでは?と詰問
以前ゼロが掲げた「武器を持たぬ弱い者」である筈のシャーリーの嘆き。又、ナナリーの平穏な日々を守る為にはシャーリーが欠けることが許されるはずもなく
黒の騎士団の危機を乗り越えたと思ったら、次はゼロのアイデンティティが試される展開



普通

ユーフェミアの窮状に駆けつけ、華麗に紅蓮を追い払いコーネリアを助けた功績で軍部での評価を上げるのかと思いきや……
機体が動かなくなるまで暴走してしまったスザク。C.C.によって呼び起こされた彼のトラウマは「死なせたくないから軍隊に居る」という動機に繋がってくるのかな?

スザクにショックイメージを与えたり、怪しげな傷を持っていたりと一段と謎が深まったC.C.。
ルルーシュが当初、血液検査しようとしていたのはそういった謎の部分から信用できない相手と捉えていた事の現れなんだろうね。それを敢えて捨てたのはC.C.の本当の名前を知ったことで信用できる、大事な仲間だと認識を改めたから?
名前を呼ばれた瞬間のC.C.の表情がこれまでの不敵な態度とは全く異なる、普通の少女のような表情だったことが印象的

そういやリアルタイムで視聴していた当時はそれ程、扇の駄目さとか感じたことはなかったんだけど、今回のどこか的を得ている部分もあるんだけど希望的観測が混じったルルーシュ評を聞き少しだけ扇がネット上で嫌われる理由が見えてしまった気がした



普通

まさかこの作品で髪型チェンジイベントが有るとは思わなかった。これまでの自堕落生活な印象が強いせいで、あの変化には驚かされた

森子=林についてあれだけの状況証拠が在りながら、「あるわけ無いよな」と尻込みしてしまう桜井は肝心な所で一歩を躊躇してしまうタイプだったりするんだろうか?森子の誘い方もぎこちない部分有ったしなぁ
それがリリィにリアルの事を相談しないほうが良いというカンベの忠告に繋がってくるのか?

コンビニ店員藤本の正体判明。こんな狭い地域にネトゲ友達が何人も存在してるって奇跡的。
リアル社会を絶ちネトゲ世界に逃げ込んだはずなのに新しい出会いが次々と訪れたことで自分が他人からどう見えるのか気になってしまい、ライラック達に見た目や印象について問い掛け。
他人の目を気にすることを辞めてジャージ生活を始めたはずなのにどこか本末転倒な現状は森子にとって嫌なプレッシャーになりそうな予感。

約束の時間から1時間経っても現れなかったのは森子が単純に日程を間違えただけなんだろうか?
ともあれ、森子と再び出会えた桜井。林相手に問い掛けられなかった疑問を投げかけたりは……やっぱり出来ないんだろうな~



とても良い

前回のBeitと比べたらs.e.mはどうにも纏まりがないし一見光る部分がないように見えてしまう。けれど、若者を導きたいという芯の部分が同じだから3人でステージに立った際に他のユニットに全く劣らないどころか、一番輝く力を持っているのではないかと思わせるほどの調和を見せる
あの舞台で歌った曲の歌詞も振り付けも衣装もとても変なものなんだけど、直前の応援演説や彼らが元先生であるという事実、力強い歌い方から最終的に多くの学生の心に響きそうなステージになっているね
格好良い格好悪さだからこそ響くものが有る

山下が倒れたときにプロデューサーが作ったおかゆが器はバラバラでも中身は同じというのがs.e.mを表しているようで印象深い

桜庭が天道の言い放ったランニング周回数を「現実的な目標も立てられないのか」とバカにしていたけど、s.e.mの目標に対しては同様の発言が無かった。又、他のユニットも早朝ランニングに楽しそうに付き合っていたり、315プロのアイドル達の仲の良さや暖かさが伝わってきて今回も良い話だったと思える内容だった



とても良い

いじめ問題の解決策ってどんなものがあるのかな、なんて視聴しながら考えてしまった。それくらいひなたが突如遭遇してしまった事態は重苦しい
だからこそ大粒の涙を流しながら「でも後悔なんてしない、しちゃ駄目だ!だって私のした事は絶対間違ってなんかない!」と言い切ったひなたの姿には感銘を受けてしまった。
今回の話を見るまで苛められる苦しさを知る零がひなたに寄り添う展開を想像していたのだけれど、良い意味で期待を裏切られた。

零の苦しみに塗れた小学校時代は過ぎ去っただけで解決されたわけじゃなかった。それがひなたの言葉で救われて、だからこそひなたをより強く助けたいと思うようになる展開は素晴らしい。
これで零は苛められる苦しさを知ると同時に、その苦しさから人は救われる事があると知った。そんな零がひなたのために出来ることを考え続ける様子は応援したくなる

ひなたの決意の言葉、祖父の力強い褒め言葉、川本家の暖かさ。そしてひなたを助けると決めた零。
現実にはこのような助けが全く無い状況で苦しむ子供なんて数え切れないほど居るのだろうけど、この描写によって少しでも救われた気持ちになれる人が居ればいいなと思えた



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