これあれかなぁ。エレンはあえてタイバー家とつるんで世界の敵を演じることでマーレ、エルディアのみならず結束を促して世界平和へって流れなのかなぁ…。全然見当違いかもだけど。
ヴィリーのこれが俺のけじめっていうのもエレンが出てくるのを知っている風だったし。
隊長はどこまでしってるんかね?
発火点に向けて徐々にそして静かに緊張感が高まっていく様がスリルが感じられてとても良かったです。進撃は元々映像化のしがいのある作品だと思いますが、この辺りも映像で観ると臨場感があって満足感が高いですね。
タイトルは「宣戦布告」。これはタイバーの演説ではなくその裏側で行われるエレンとライナーの会話を差しているね
エレンの言葉は戦争を仕掛ける理由となるが、その言葉に正義は見出だせず、まるでエレンがあの日壁を壊した巨人になったかのように見える構図が恐ろしい
マーレに戻ってきて以来、自責の念で追い詰められていたライナーにとってエレンとの再会は「有り得ない」けど、同時に渡りに船な一面もあったのだろうなぁ……
マーレでライナーは英雄だから彼を裁くことは難しい。でもライナーの被害者であれば彼を裁く権利がある
ライナーがエレンを前にして堰を切ったように己の罪をぶち撒けたのはそういった想いがあったのだろうな
でも、そんなライナーを前にしてエレンの様子はいつかの日々と全く異なるもの
ライナーの行動を仕方なかったと言い、更には気持ちが判るとまで言ってみせた。今のエレンは復讐者として現れたのではなく、ライナーに共感する者として現れた
だからエレンの行動もライナーへの裁きではなく……
復讐者ではないエレンがヴィリー・タイバーを殺せば止まるなんて事は有り得えない
まるで壁が壊されたあの日の再現であるかのような進撃の巨人の出現。理不尽に命を奪われる事に憤っていた筈のエレンが命を奪う側に回ってしまうという超展開
本作の方向性が明確に変わった瞬間だね
めちゃくちゃ見入ってしまった回。
冒頭の回想、「あのおじさんはきっと、裁いてほしかったんじゃないかな」
裁いて欲しい人、この回を見る上で非常に重要なキーですね。
タイバーの宣戦布告の裏で、ただならぬ緊張感とともに行われるライナーとエレンの会話。
淡々と喋るその様子がまさに恐怖そのものですね。
表と裏の「宣戦布告」
・感動の再開に涙が止まらないなぁ…な、ライナー
・演劇で見る巨人の歴史
・ピークちゃん親衛隊
・全部エレンってやつのせいなんだ
・圧 迫 面 接
開戦!!
つまりタイバー家はアルミンの策にのって皆で始祖を奪った世界唯一の敵エレンを駆逐し、エルディア迫害に終止符を打つってこと!?
マーレ側の巨人を隔離したのはエレンとアルミン登場のシナリオを邪魔させないためなのか、タイバーにヘイロスを演じてもらうためなのか。
ライナーもエレンも懺悔して楽になりたい訳でもなく、許してもらえるとも思っていないでしょう。2人とも世界に裁いてほしいのだろう。巨人の力を得て真実を知った者ならそう思ってもおかしくないからタイバーものってきたってことかね。
圧迫面接ちょっとカットされてた気がするけど仕方なかったってやつだ。
ライナーの情けないながらも美しい、誰かのせいにするんじゃなくて自分のせいだと受け止め続けてるのわかるシーンはきっちり描かれてたので最高でしたね。
あと足にょきにょきしてくるエレンちょっと気持ち悪いw
その後宣戦布告に即座に答えるエレンもよかった!
そのために上階にいた一般市民も巻き込んでの巨人化は全部覚悟済みなんだなあ。
エレンに裁かれて、罪の意識から弱虫に戻るライナー。二人のやり取りの緊迫感がスゴい。
先祖のやらかした罪と、やんごとなきお方の平和を愛する心のせいで虐げ続けられたエルディア人が可哀想。理不尽。
結局、パラディ島脅威論で民衆を煽ることしかできなかったタイバー公が宣戦布告を選択した瞬間にエレンにぶっ飛ばされる展開がアツい。
ヴィリー・タイバーが壁内人類に宣戦布告をすると同時にエレンが攻撃を開始。やっと血が滾る展開になってきたな。昔の無鉄砲なエレンもいいが、今の悟った感じもいいわ。