《最終負荷実験》という名の、アンダーワールド全土を巻き込んだ《人界》軍と闇の軍勢の戦争。
戦局は、《光の巫女》アリスの奪取を目論む《ダークテリトリー》軍ガブリエル一派と、アンダーワールドを守ろうとする《人界》軍アスナたちとの戦いへと様相を変えつつあった。
未だキリトが精神世界の奥深くで眠り続ける中、《闇神ベクタ》ことガブリエルは、現実世界から幾万もの米国プレイヤーたちをログインさせ、《人界》軍の一挙殲滅を狙う。
対するアスナたちは、アンダーワールド創世の神の名を冠する3つのスーパーアカウントで抗戦する。
《創世神ステイシア》のスーパーアカウントを得たアスナは、《人界》軍とともに米国プレイヤーと死闘を繰り広げ、《太陽神ソルス》のスーパーアカウントを得たシノンは、アリスを拉致したガブリエルを追う。
そして、《地神テラリア》のスーパーアカウントを得たリーファも、アンダーワールドへとたどり着く。
それだけではない。リズベットの気迫こもった檄に応じた《ALO》のプレイヤーたちが、鍛えあげたキャラクターを、コンバートし《人界》軍側へ参戦する!
この大戦はアンダーワールドの存続だけではない。
究極のAIであるボトムアップ型人工知能、さらには人類の未来をかけた戦いでもある。
そしてその行く末は、 今は深く眠る一人の少年――《黒の剣士》が握っている。
《アリシゼーション》編 、ここに完結!
力技展開であんまりだったけど、最終話はよかったです。アリスが制服着て出てくるとことか。
キリト復活のところは熱かったけどそれ以外はあまり面白くなかったです
うん、シンプルにつまらないよね。一期が好きなだけに残念でした。
このシーズンだけじゃなくてアリシゼーション4クールまとめてになるけども、冗長すぎる。原作既読済みで見るのなら良いかもしれない。
これなら3クールにするか、4クール目はもっと話数短くても良かった。
この4クール盛り上がってきたなと思ったら別の話が割り込んできて盛り下がるを繰り返し続けた。
あとこのクールに関してはみんなが助けに来てもっと総力戦を期待してたけどそうはならず肩透かし。そこまでの活躍もみられなかった。
アリシゼーション編は面白いからと期待させられていただけに非情に残念。
とうとう完結のアリシゼーション編。
実はSAOってアリシゼーション編を見るにあたって、今までのシリーズを一気観している程度なので。
しかしがなら本作、バトルシーンの絵作りは他の追随を許さないなぁと。
ベルクーリ閣下のラストシーンなんて、見ながら「なんじゃこれ」ってゾクゾクしたわけで。
WoUの締めくくりでもあるので、前期のWoUも込みで評価する(本来の予定では分割されなかっただろうし)。
まず、キリト不在についてである。これはそういうストーリーなので仕方がないことではあるが、このWoUの主人公とは誰なのかと問いたくなるような設定である。最終負荷実験の序盤から中盤にかけては、この影響で整合騎士がメインで描かれる。ベルクーリに好感を持てていたので良かったが、アリスとベルクーリ以外は...。一気見したので見れたが、何週もかけて見せられるのは厳しいところがあるのではないかと思う。
次に、リアルワールドからの参入について。アスナ、シノン、リーファがSTLでダイブするのは分かるのだが、クラインやリズらがコンバートして参入する件や敵側の援軍としてアメリカ等からVRMMOプレイヤーがやってくる件がいまいちよく分からない。ストーリー的にそこまでたくさんのキャラが必要だったのかもよく分からないし、無駄に感じてしまった。シノンやリーファが活躍するためなのかもしれないが、そもそも無理に彼女らを出す必要を感じない(彼女らが推しの人々からすればありがたいのかもしれないが、純粋な作品として見る立場では疑念を抱く)。
局面の変化についても言いたいことはたくさんある。先の内容に関連しがちだが、無理な設定でピンチとチャンスを演出し過ぎていると思う。ガブリエルの能力もいまいちよく分からない。皇帝ベクタは固有能力として納得するとしても、自信のコンバートしたアカウントの能力には疑問符が尽きない。
批判ばかりしたが、良い点もそれなりにある。まず、キリトの復活である。腕が復活したり羽が生えたことに関しては説明が欲しいが、ノリと勢いでどうにかなるので許すとして、キリトのことを最後に許すのがユージオであるという展開に震えた。アリシゼーションのヒロインはユージオで間違いないと確信した。エンハンス・アーマメントと二人で唱えるシーンは鳥肌を禁じえなかった。
次に、キリトのコピーの登場である。これに関しては原作未読なので期待しているだけかもしれないが、今後何らかの形でコピーされたキリトがオリジナルのキリトの前に立ちはだかる可能性を垣間見ることができたので好感触。比嘉同様、茅場とキリトの2人のコピーに夢を見たと言っていい。
とここまで書いたが、やはり納得いかない部分が多い。イチエモン、ニエモンの形状から見てアリスが仮想空間まんまの姿で現実を歩いているのに違和感しかないし、物語のラストで突然宇宙ものになったのもしっくりこないし、説明が著しく欠如している。
好感を持てる部分もあるが、WoU全体としては駄作というのが個人的な評価である。
アドミニストレータを倒すまでのアリシゼーションは高く評価しているので、そこを主軸にキリト復活までをコンパクトにまとめたほうが良かったのではないかと思う。